夢見るからくり人形への応援コメント
はじめまして。いいの すけこと申します。
本格的なSF作品ですね!SFを色々読んでいて、造詣が深い方が書いたんだろうなあと感心しながら読んでいました(私はSF知識があまりないので……)。
親子がすれ違う様子に、救われるといいなと思いながら読んでいましたが、結末は……。救いがないとも、救われたともとれるかもしれない、心にひっかかる(悪い意味ではないです)ラストでした。面白かったです。
作者からの返信
ご覧いただきありがとうございます!
造詣が深いかどうかはともかく、私なりに古典SFのテーマについて考えながらこの短編を書いたので、そう言っていただけて光栄です…!
物語はひとまず完結しましたが、この先で彼らが幸せを掴めることを、私も祈っています。
お楽しみいただけて、とても嬉しいです。ありがとうございました。
編集済
夢見るからくり人形への応援コメント
ツイッターで「リツイートした人の作品を読む」でご紹介いただき拝読させていただきました!
まずは、あらすじ、題名、このお話で良かった点を記入させてただきます!
そして、短編なので「ここがもうちょっとこーなってれば、自分のツボに刺さったのになー」と、言う部分も追記させていただきます!
【良かった点】
・題名やタグから想像できるSF感のワクワク。からくり人形はアンドロイドか人口知能搭載の人型ロボットであろう、と想像できる。
・とても読みやすい地の文
・途中で同じ日が繰り返される時点で一瞬の違和感を覚えつつも、語りが上手いのでスルスルと読める。
・比喩表現が凄い。
・「黒いオレンジジュース」の持つ語感のパワー
・これだけで、ちょっとしたおどろおどろしさ、と不穏な空気も一緒に表現している。
・スゴイ!
・「やさしさ」の定義に疑問を投げかけるニナの行動。
・ある種、AIの暴走(人間側が勝手に想定した範囲外の行動を取られてしまっているに過ぎない)について、読者サイドに可否を提示するようなエンディング
・好きな人はたまらないと思う!
表現力や、ストーリー構成に粗は無く、とても読みやすいです!!!
さくっと読めます。
【ここがもうちょっと、こーなってれば、自分のツボに刺さったのになーと言う部分】
・エンディングがハッピーエンド
これをハッピーエンドと言うには無理がある。
理由は、全ての対立軸が解決した訳では無いからです。
むしろ、現在、ニナと外部で対立の真っ最中です。(笑)
基本的に「ハッピーエンド」を求める読者が読み終わった時に感じたい感情は
「スッキリ爽快感!!」(悪い奴を力併せて倒してスッキリ!等)
「自分もその世界に行きたいと言う陶酔感」(めっちゃ面白かった、俺もこんな冒険してぇ!等)
「登場するキャラに対し、よかったね!幸せになってね!と言う祝福感」
だと思います。
この物語そのものの魅せ方やエンディングは、これはこれとして良いと思うのですが「ハッピーエンド」を求める読者に提示するのはちょっと違うような気がします。
ターゲットを間違えると、否定的な意見が出ちゃうのでは?とちょっと心配になりました。
「はぁ!? コレのどこがハッピーエンドなの、全然面白くないよ!」と言われかねない危険性です。
※でも、これは「この話そのもの」が面白くない訳では無くて、ハッピー型のエンディングを求める読者の希望と読後感が一致しないが故の反応だと思います。
むしろ、この話は「深く考えるための終わり方」だと思います。「そう言う面白さ」があります!!
……で、この作品ではむしろ、そこが作者様の表現したい部分なんじゃないかな?と思います。
そのため、自分に刺さるエンディングはもっと完全なハッピー系なのですが
(博士もハルちゃんもニナも外部も全て含め、基本的に読者目線で対立も無く、かといって、主人公たちだけ以外は滅んでいる訳でも無く、その世界の中で全員が幸せそうな終わり方)
この話をそう言う風にしたい、と言う訳では無いなら逆に「ハッピーエンド」を謳わない方がむしろ良いと思います。
作品そのものの完成度は高いし、「ハッピーエンド物」である、と言う期待を持たなければ、これはこれで全然アリだと思います。
(むしろ、短編の場合、多少モヤモヤした余韻に浸りたい方も多いと思われます)
逆に、「ハッピーエンド」好きの読者に刺さる作品にしたい場合は、読後感(読み終わった後に読んだ人がどう思って欲しいのか)の想定を変更してみては?
と思いました。
つらつらとスイマセン(^^;)うーん、あくまで、参考です。
「完全ハッピーエンド重視型の一読者」の感覚だと思っていただければ……
感想としては、的外れかもしれません。スイマセン。
作者からの返信
ご覧いただき、そのうえ良い点、改善しうる点の指摘まで丁寧にしていただいて、誠にありがとうございます。
ハッピーエンドの作品募集ということだったにも関わらず、微妙な終わり方をする本作を挙げてしまったこと、本当にすみませんでした。
作品を完結させてしばらく経つうちに、「これが私の考えた、私たち3人のハッピーエンドです!」という感じのニナの主張に、作者の私が押されつつあった気がします…
冷静になってみると、これをハッピーエンドと謳うのはたしかに無理がありました。
宣伝活動の失敗として、反省いたします。
また今後は作風も広げていきたいと考えているので、いずれ「これこそハッピーエンド!」と思える作品も書いてみたいです。
そういったわけで、色々な点でとても勉強になりました。
重ねがさね、本当にありがとうございました。
夢見るからくり人形への応援コメント
企画から来ました。どういうことなんだろう……と思いながら前半の二種類の夢を読み進めていたのですが、まさかそんな大変な事態が起こっていたとは。
人工知能が登場する作品は好きですし、こういう仕掛けのある小説も大好きです。
今回は私の企画に参加していただきありがとうございます。
作者からの返信
ご覧いただき、また素敵な企画を立てていただき、ありがとうございます!
拙作をお楽しみいただけたようで、とても嬉しいです。