堕としマフィア
ヒロピンマイスターグリ男
第1話
〜prologue〜
人間なら誰しも
時間を忘れて没頭できる事が
なにか1つくらいあるものだろう?
スポーツやゲームなどの娯楽や
ギャンブルやちょっと犯罪じみた事等々
まあなんでもいいが
俺にとってそれは……女を堕とす事だった
まぁありきたりだ、男なら誰しも思うだろう
たくさんの女とやりたい放題したい、、、とな
大なり小なり、恨みとまではいかないが
たとえば学校の厳しい女教師に怒られたりでもしたら妄想の中でめちゃくちゃにしてやったり
女の刑事がピシッとスーツでカッコよく決めてたら、その人の乱れる姿を想像してしまったり同級生の清純派美女で自慰したりしただろう?
しかし現実そんなことはできやしない
それらの欲求を解消するには、動画を見るか金を払って風俗店に行くだけだが
それらは全て脚本の上
幻、空虚であり
リアリティにかけているのだ
仕事はデカイ声で言えるものではないし
自慢出来るもんでもないが俺は満足している。
今言ったような自己の欲求を満たし,中々の金も手に入る。
まぁしかし今となってはもう
欲求解消や金のためにしているわけではないが、それはもうすこし後に話そうか
おれの世界はもちろん裏社会ってやつだな
そこでは、俺は少しばかり名が知られている。
あらかじめ言っておくが
おれは人をころしはしない
ころしてしまってはただの犯罪者だ
ころし屋ではない、
むしろおれはそれを嫌悪している
美しさに欠けているからだ
おれはそれでも口封じは完璧に出来てある
レイプではない、100%快楽に堕とした上でフィニッシュだ
絶頂してしまっては警察になんかいけないからな、まぁ念のため写真、動画で口封じもしているが
しかし勿論だがその写真をばら撒くと言ったことはしない、あくまでハッタリ、もしターゲットがその後警察に言ったとしてもだ
まぁハッタリにしても充分効果はあるのだ
1人警察に訴えたやつがいたがそれでもばらまいたりはしなかった
おれがなんでこの仕事に出会ったか
クククッ、神様というのは実に不公平
真面目な人間じゃなくおれみたいなド悪党にも幸運というものをもたらしてくれているのだからな
過去の話をするのは好きではないが
並外れて性欲と腕っぷしが強かったのだ、少年時代からだ
小学6年生の時初めて自慰行為をした
その時からか、おれは性に目覚めた
女には全くモテなかったため基本的にはレイプだ
飢えていたんだ、いつも性に飢えていた
抑えきれなかった、抑えようともしなかった、まるで性欲の奴隷だったのだ
ある日有名な美人をレイプして捕まった
そして出所した際に、ボスに出会ったのさ
そこからおれはそのボスの下で働いている
捕まった時はもう 「終わった...」 と思ったね
性犯罪をしたものが生きていける世の中ではないしな
そんな時にボスは救ってくれた
こんなレイプして捕まったやつをだ
あぁそれはもう感謝しきれない、
忠誠を誓った、
さらにボスの持つ正義におれは胸を打たれたのだ
ボスがこの仕事をくれたおかげでおれみたいなレイプ魔にも、社会への役割というのが持てた(まぁ、裏だがな)
そうかどんな仕事かまだ話してなかったな、、、
おれなんかが正義を語るなんて
まだまだおこがましいが
要は依頼を受けてその人物(女に限る)に
性的な刺激を与えて反省させるということだ
自分の非を認め、心を改めさせる
そしてその一部始終を記録に収め、証拠として依頼主に戻し、金をうけとる、そんなとこだ!
ボスの正義はたとえばこうだ
女上司A子さんと男の部下B君がいて
A子さんがB君にパワハラをしていました、
それでB君がついにキレて女上司を殴ってしまった
その場合、B君は暴行罪で逮捕され犯罪者になるな、しかしだ、真に悪なのはこの殴られた女上司A子さんではないか?
この国は『殴った=悪』だ
体罰問題もあるが、悪ではない殴りなどない
という考えが強い国なんだ
勿論殴ることは良いことではないな!
それは当然然るべきこと!
では、「言葉」というものはどうだろう?
考えてもらいたい!
今や言葉というものはSNSの発展にともないたくさん発信できるな!
SNSは悪くないコミュニケーションツールだ!
そこは否定しない!おれも今回これを使ってある女警察を手中に収めたしな!
それはまぁ、良しとするか!
それで言葉というものは時には凶器になりうるということを理解して欲しい!
この国は法治国家であり、倫理観より法律なのだ!殴れば法的に罰せられるが、SNS等で吐いた言葉は罰せられるかと言えばグレーだ!
である故、
言葉で人を追い詰める真の悪が被害者面をして
のうのうとしている、、、
わけだな!
おれは、そんなこと許すわけにはいかない
だからその真の悪に制裁を下す人間が必要なのだ、ということがボスの正義だ
表の社会で制裁を下すことを認められることなんて出来ない!だから裏がやる!
まぁ実際は殴りたいという衝動がピークに達する前に依頼が来ることが大半だがな
あとは男女間のトラブル、女に貢がされた等で復讐の依頼をしてきたりだな
これは女がちゃんと「 悪 」の場合でなければ依頼は受けていない
ただただ「 この人をレイプしてください 」
という理由の依頼は断っている
そんなものはボスの正義に反するからだ
おれはもう野蛮なレイプ魔ではない、
そう、浄化活動なのだこの仕事は、、、
まぁこんな仕事をダークヒーローなんて言ってしまうことはさすがに褒めすぎだがな、、、
そしておれの磨きあげたテクニックはどんな女も落とすことができる、、、
最初は正直
「正義の名の下に
合法的にレイプできて最高だ」
とか
「欲求解消も出来て金も貰える」
くらいの邪なことでしか捉えていなかった!
しかし、だんだんとそんな名目でだけではなく
本当に正義感を持って
この仕事に取り組むようになった、、、
女を抱くことはもちろん楽しいが
企業の福利厚生みたいなものとしか
今は考えてないな、、、
しかしまぁおれは
数々の女を堕とし、
浄化してきた!
裏の顔を持ったクラスの清純派美女だろうが
おれのことを嗅ぎまわってた気丈な女刑事だろうがだ、、
あの刑事は悪人ではないが
おれの目的の邪魔をしたから仕方なかったな
にしても
なかなか粘ってたなクククッ、、、
今となっても思い出す!
あぁそうだ!
強気な女はそそられる、あれは久々に性的に興奮しながら仕事をすることができたな、少年のような、初心に帰ることが出来たよ
「あなたたちはヒーローじゃない、犯罪者よ」なんていうもんだからつい本気になっちまった
さて前書きが長くなったな
これからはおれの仕事で抱いた女の中でも特に興奮した物語を話していこうか、、、
1
午前9時、
コンコンとドアをノックする音
(客か、 こないだのやつかな、 )
とりあえず事務所に通す
予想通り先日依頼をしてきたやつだった
弱々しい感じの
いかにも「 ぼくいじめられてます、、、 」
って感じの印象...
「先日お電話させて頂いた,花宮と申します.」
「どうも、ご用件は先日のことで?」
その痩男を中に入れ,
中央にあるソファへと座らせる...
ソファの間にある
テーブルにコーヒーを置き
話へとうつる
男背丈は160後半くらいだろうか、痩せ型だ
髪はおりていて,眼鏡をかけている...
「はい、そうです、前払いでお金は用意しました。引き受けていただけますでしょうか... 」
詳しい内容も話さず,いきなり答えを求めてくる、強力な思いなのだろう! 眼もかなり血走っている。
ターゲットに相当な恨みがあるのは
おれじゃなくても分かるほどに明らかだ...
「基本的にどのような経緯で今回の考えにいたったか、 それを聞かなくては引き受けることはできません、 私らは暴力団体ではないですから!!」
「はい、わかってます...」
「内容をお話しいただけますでしょうか」
内容を話してもらった...
花宮という男の依頼内容はこうだ...
花宮は現在都内の大学生!
成績表を見たら単位が取れてなかったやつがあり
それがどうやら準教授の山下恵という女が原因らしい...
わざとだったのだ、なんでもこの女は人によって単位取得の合否を決めてるらしく
ある日の大学教員の飲み会で
「あの学生陰湿な感じしてなんとなくむかつくから単位落としてやったわ 」
と酔っ払って語っていたらしい、、、
ターゲットの年齢は30前半
見た目もなかなか綺麗で
男子学生からの人気はあるらしい
性格はかなりの男好き
ハンサムな学生への対応と他とでは別物らしく
男子からの人気と同じか、それ以上に嫌っている学生も多いそうだ
まぁ...
ターゲットとしては申し分なく「 悪 」だなという結果になった
「というわけなんです、 なのでぼくはあいつを絶対に許したくないんです、 でも僕の立場からはなにも出来なくて、、、」
「そうですね!なるほど話はわかりました!
ぜひ引き受けましょう!
仕事が終わったら写真を撮ります、
追加料金を払っていただけたら最初から最後まで動画を撮りますがいかがなさいますか?」
「いえ、 あいつのなんか観てもなんも楽しくないので終わったあとの写真だけで大丈夫です」
(んまぁ、 そうだろうな、、、)
「ではまたこちらから連絡しますその時に,証拠の写真をお渡しします」
「わかりました… たっぷり、 気が狂うまでやってやって下さい」
そして金をもらい
準備にとりかかった
ありきたりな依頼だな、すぐに終わりそうだ。
ルックスはまぁ年齢よりも若く見えるし綺麗な方だろう!
だが、もっとゾクゾクするような依頼はないもんかね、、、とも思う
まぁ、いい、引き受けた以上にはしっかりと完遂しなければ
暗い路地、辺りに人影はない。
白いコートに身を包んだ女が歩いている
ターゲットの女で間違いない
手にはスマホを持っている。
誰かと喋っているようだ。
「...!!!!!!!!」
電話も終わり歩き出した瞬間に
ザッと後ろから襲う。同時に左手に持っていたハンカチを鼻と口に押し付けて薬品を嗅がせる
「んんんんん!んんん!んん、、、」
激しくもがいたが,やがて気を失ったそいつを,おれは近くに止めておいた車にのせた...
「さて、戻るか...! 」
事務所に帰り、地下室の拷問部屋に運んだ
殺風景でなにもない...
あるのは壁の隅に並ぶ,羽根やら,ブラシ,筆,電動マッサージ器等
これらの存在に気付けるだろうか?
だとすれば,自分がなにをされるかわかるだろうなすぐ………
クククッ...そんな余裕はないだろうがな。
「んっ…」
「起きたかい?!」
「んっんっ?え?なにこれ!!! 」
ガチャガチャ。
「無駄だ、動かんさ、」
女は自分が最悪の状況にあることを悟った。
身体はX字に拘束してある。膝にもしっかりと拘束具を巻いてある。
腕は半開きにしておいた。頑張れば閉じられそうだが,それは絶対に拘束具が許さないだろう。
「ちょっと、どういうことですか?わたし、あなたに何かしましたか?」
少し瞳が潤んでいる。まぁ無理もないか。
俺は仮面を被り顔を隠している
そんな男に拘束されているだなんてかなりの恐怖だろう、、、
「離してくださいお願いします、死にたくないです、、、」
ついに涙を流して懇願しだした
個人的に恨みもないので解放してあげたくなるが仕事だから仕方ない
「大丈夫だ。痛いことはしない。それに今回は犯すつもりもない」
「じゃあ、なぜ、、、」
「それは言えないな、まぁいうなればこれは罰なのだ、悪人には裁きがくだって当然だろう?」
「ば、、、罰ってどういう、きゃっ、あひゃひゃっきゃははは」
おれは女の脇の下をくすぐった
若作りしてるだけあって肌の質感もいい
綺麗に手入れされている
「ひゃはははははははははははははあはははあははははははははは,やめえぇ」
「良い反応だ!」
「な、 なにするんですかいきなり、」
「言っただろう? これは裁きだ! 悶え苦しみな!! 」
次は右手で脇腹をくにくにと,
程よい力でもみだした。
「あはあははは! ムリッ,あひゃあははーははは!!やめへっ,もっ,ひゃははーははははははははは!!!くひひひ」
彼女は激しく身体をふり,逃げようとする。
おれはそれを楽しみながら,脇腹から腋の下を指で往復した
これは正義の裁きなのだ!!!
堕としマフィア ヒロピンマイスターグリ男 @Gurio1234
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。堕としマフィアの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。