第24話 決行!殻城邸(任務完了)
天界時間22:10 殻城邸
アマヤドリ:あ〜りゃりゃ、ハーピィのお嬢ちゃんにお宝持ってかれたよ。
亜紀:別に良いんじゃね?元々ヴァルキリーをあの子達と契約させるのが目的なんだし。
由紀:ではどうするのだ?これでは潜り損にならないか?
アマヤドリ:だな、ど〜っすかなぁ・・・おや?
渚沙の入っていたカプセルの裏へ行く栄次郎
アマヤドリ:な〜にやってんだぁ?
隠し通路の扉を開く
栄次郎:・・・
アマヤドリ:あんな所に隠してやがったか。
『地下最奥 隠し部屋』
栄次郎:ヴァルキリー真機を盗られたのは痛かったが、コレがあればまだまだ立て直せるというものだ♪
アマヤドリ:ホ〜オ、そいつぁ興味深いお宝だ♪
栄次郎:だ、誰だ!
隠し部屋の照明が落ち栄次郎の背後に現れるアマヤドリ達
アマヤドリ:コイツは頂いていくぜ♪
栄次郎:なっ!いつの間に⁉︎
アマヤドリに掴みかかろうとする
栄次郎:か、返せ!今すぐ返しやがれ!
アマヤドリ:そ〜う言われると返したくなくなるなぁ♪
栄次郎:それは貴様の様なコソ泥の手に余る代物だ!
アマヤドリ:コソ泥ならな。
栄次郎:なんだと?
アマヤドリ:コイツを専門家である銀行員に渡したらどうなるかなぁ?しかも4大メガバンクに。
栄次郎:や、やめろ!
アマヤドリ:コレより自分の身を案じた方が良いんじゃないか?
栄次郎の背後を指差す
栄次郎:何を言って・・・なっ⁉︎
静香:アマヤドリ、逮捕だ!
アマヤドリ:あ〜らら、雛形の姐さ〜ん♪残念だがアンタの相手をしてる暇はないんだよなぁ。
マントで姿を消す
静香:クッ!逃げられたか。
栄次郎:お、お前は警察だろう。早く奴を捕らえて奴が盗んだ物を取り返せ!
静香:貴方には隠し部屋の前にあったカプセルの中身について説明義務が発生します。それに、奴が盗んだ物を説明出来ますかな?
栄次郎:そ、それは・・・
静香:先程、信用できる筋から貴方の部下と思われる者が魔界のヘルベルト帝国にて真機量産工場跡地にて考古学者を
栄次郎:ぐぬぬっ!
逮捕状を突き付ける
静香:殻城不動産代表取締役社長、殻城栄次郎。ヴァルキリー真機不法所持並びに真機量産計画主犯格の容疑で逮捕状が出ている。ご同行願えますな?
栄次郎:むうっ!
静香:この世で最も強制力のある天界大帝ラクード様直筆の逮捕状です、貴方に拒否権は一切ありませんぞ?
栄次郎:クソッ!
栄次郎に手錠をかける
アマヤドリ:流石は雛形の姐さん、仕事熱心だねぇ♪
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます