【お急ぎの方へ☆サクッとネタバレ】Episode10-A・B・C・D・E・F ※一言コメントあり

 ご覧いただき、ありがとうございます。

 思っていたよりも早くお届けすることができました。

 なお、今月お届けの6品には、以下の共通の味付けがしてあります。

・ 冒頭は「私は……」で始まる

・ 主人公は全員女性であるも、名前ならび明確な年齢は明記していない

・ サブタイトルは全て、それぞれ本文中より抜粋



『Episode10-A 色っぽくなりたい。』

⇒ 仕事中も、自分なりに色っぽい声で話すようにしていた主人公。だが、そんな彼女の職業は”通販会社のオペレーター”。顧客に、もごもご喋るなと怒られてしまった。


(コメント)

 これはホラー要素は極めて薄く、コメディ風味の1品かもしれないですね。そして、色気とは生まれ持ったものなのか、それとも後天的に醸し出せるものなか、作者自身もいろいろ考える日々です。



『Episode10-B 普通、分かるでしょ!』

⇒ 万年、外国人の彼氏募集中だが努力不足にも程がある主人公の妹。そんな妹は”星の使者”に理想の彼氏を具現化してもらえる幸運に見舞われたも、身長の設定を大失敗。


(コメント)

 19フィート5インチの金髪碧眼超長身彼氏が具現化されました。中途半端な外国かぶれで設定せずに、195㎝と設定していたら、めでたしめでたしだったのに

(# ゚Д゚)



『Episode10-C お、お義母さま……!』

⇒ 夫に人間大砲として星空の彼方へとぶっ放されそうになった不倫妻。間一髪、姑に助けられたも、姑は姑で主人公を許してはおらず、地下室で密かに飼っていたジェニファーちゃん(巨大アナコンダ)の”おやつ”にされてしまう。


(コメント)

 人間大砲としてぶっ放されるのと、ジェニファーちゃんに丸呑みにされるの、どちらかを選べと言われたら、作者は人間大砲を選びます。蛇は本当に怖い。しかし、映画『アナコンダ』(1997年・アメリカ、ジェニファー・ロペス主演)は定期的に観返したくなるのです🐍



『Episode10-D 本当に長かった。』

⇒ 三つ子姉妹の中で、蛇柄の服を着ることを強制されていた主人公。姉たちがいなくなれば自分も花柄や星柄の服を着ることができると殺人を決意。しかし、それを決行できた時、すでに64才となっていた。


(コメント)

 終盤では、成人済みであるばかりか、すでに還暦をも超えていた主人公。癖の強い毒親から逃げ出せば良かったのに逃げ出せなかったこと(主人公だけでなく姉2人も)にも闇を感じますね。ちなみに64とは、今回引いた5枚のカード番号を合計した数字です。



『Episode10-E それなのに、なぜ?』

⇒ 誰にでも親切に、思いやりを持って接してきた主人公。だが、勤続25年の会社を解雇される。その理由は、入社した社長の姪が「お局様らしいお局様に凄まじい意地悪をされる(荒波に揉まれる)ことを望んでいるから」というものであった。


(コメント)

 この主人公、自分では自覚はないみたいですが、相当に魅力的な女性のようです。彼女自身に落ち度など何一つないのに、身勝手な理由で失職の憂き目にあうとは気の毒過ぎます。でも、世の中って所詮そんなものかもしれないですね……



『Episode10-F まさか、ここは……!』

⇒ 主人公は三途の川にいた。誘拐されたのではなく、毒蛇に噛まれて死んでしまっていたのだ。主人公にパスタを作ってくれていたのは、奪衣婆であったというオチ。


(コメント)

 奪衣婆の料理姿――それも和食ではなく、洋食のパスタを作っている姿――って、想像つくようでつきません。本作の奪衣婆は、なんだかんだいって、毎回違う味のパスタを主人公に作ってあげていたツンデレ奪衣婆ですね🍝


 ちなみに、作者もパスタ大好きです。

 一番好きなのはカルボナーラですが、海鮮パスタや和風きのこも気になる今日この頃です。

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