ラブレター

 

私達が暮らす今が、当たり前でない当たり前の平和なか、淡々とすぎていくように、

きみとの愛も、そのようでありたい。

特別なんてどこにもなく、

青空のした、気持ちいい風が心をつきぬけ

ぱりっとした白いワンピースの裾がはためくような、ありそうでないそんな日々をただただ妄想で語り合う愛を君と歩んでいきたい。

記念日にほしいのは、指輪でも服でも靴でもなんでもなく

ただ笑う君と、一緒にそれぞれの人生を並行で進む、小さな船。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

けふ越えて 岡崎 @Okazaki_Fu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ