現実.4
ゾンビがそばに居るメリット。それは人間対策だ。
ゾンビよりも人間の方が怖い。
映画では定番。現実は映画と同じだった。
原因は食料の奪い合い。
人間同士の争いは拳銃を手にしたヤツが強い。
銃の規制が無いアメリカは大変だろう。
スーパーに籠城した男が銃を持っていた。だがゾンビの強弱センサーは凄い。三日も経たずにスーパーは何百人というゾンビに囲まれた。それは増え続けくはずだ。
あの籠城した男はまだ生きてるのだろうか?
生きていて欲しかった。
思考は。いつも人間のままだったら。の考えに戻る。
人間には戻りたい。でも食料探しの苦労。病気や怪我の心配。ゾンビの襲来の不安を考えると答えは出なくなる。
むしろ何も考えなくて済むゾンビ共の方が幸せなのかもしれない。
寝ている志織を見る。目は半分開けたままだ。強弱センサーは弱い。しっかり眠っている。
志織がちゃんと目を閉じて眠れる日が来るのだろうか?
目薬もそろそろ探索リストに入れないとな。
まだ夜明けまで時間はある。
眠気は相変わらず全く無い。考えもまたいつもの袋小路に辿り着いた。
俺は携帯を開きまた小説を書き始める。
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