第30話 【フローガンのステータス】
「これがフローガンのステータスだ。」
名前 フローガン
30歳
レベル69
HP 3060
MP 2900
攻撃力 3100
防御力 2950
俊敏力 3040
魔法力 3130
魔耐力 3000
運 260
ユニークスキル
地創魔法
精霊剣召喚【地】
スキル
帝国剣術 7
直感 8
体術 5
集中 4
隠蔽 9
加護
地の大精霊の加護
効果【地創魔法の精度・威力 中アップ】
「え?…凄く強いじゃない。」
「あぁ、流石にこのステータスは凄いな。」
少しでも対策していた方がいいのだが、
この強さの奴が2人は厳しい、もう1人はどうなんだろうか…
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フローガンが女に話しかける。
「待たせたな、テテス。」
「それであの人達はどうでしたか?」
「中々強いな。銀級ってのは信用しない方がいい。女の方が実力は高いが、男の方は実力とは別の何かを秘めているような気がした…彼奴のように…」
「それってつまり【城之崎 竜二】と同じ?…」
「あぁ、その可能性は否定できない。」
「はぁ、【城之崎 竜二】から距離を置く為に帝国の騎士団を辞めてここに来たのに…」
「だが、今回の奴は力に飲まれてはいなかった。」
「そうでしたか。それで頼まれていたようにあいつら殺しますか?」
「いや、あいつらは殺さない方がいいと直感が告げている。」
「ん、あなたの直感は当たりますからね。」
「それでこれからどうするつもりですか?」
「まぁ、そう焦らずこれを食ってから話そう。」
「これはおすそ分けですか。
確かにいい匂い。」
パクッ
「っっ!何コレ!凄く美味しいわ!
今まで色々美味しいものを食べてきたつもりだけど比べ物にならない!」
「だろ?これはあいつらが作ったやつだ。俺はこんな優秀なやつを殺すほど馬鹿じゃない。
それに、前々から今の雇い主の考え方にはうんざりしていた。
あんな優秀な人材を殺すのは先見の目が無さすぎる。」
「確かにそうですね。
前々からあのギルド長はよく思いませんでした。」
「だが、1度手合せはしておきたいな。戦ってわかることもある。
あいつらはボス部屋の前で仕掛けてくると思ってるようだからそれに乗ってやろう。」
「ええ、わかりました。私は女の方を相手にすればいいですか?」
「あぁ、頼む。」
次回 イートン視点
先週アルファポリスで1話休みましたので、カクヨムと同時進行となりました。
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