第58話 筆致企画『初夏色ブルーノート』(ネタバレあり)
ちまちまチマチマ、通勤執筆でどうにかこうにか公開にたどりつきました。
『初夏色ブルーノート』
(全3話/約7千文字)
https://kakuyomu.jp/works/16816452219772273666
さっそくお読みくださったみなさまありがとうございます。
現在のところ、特に改稿などはしておりません。なおしたいとこはあるような気がするんだけどねー。ちょっと寝不足がひどすぎて、もとからたいしてまわってない頭がまったくまわりませんで。公開までで力つきてしまったようです。笑
さて。
今回は音楽がテーマってことで。
なんというか、わたしのなかですごく中途半端な場所にあるものがきました。
ぜんぜん詳しくないし、知識もまったくないんだけど、かつてはミュージカル劇団にいたし、バーミュージシャンのマネージャーみたいなことやってた時代もあるし。ついでに身内にもバンドマンがいたし。
単純に聴いて楽しむものではなく、純粋に好きというわけでもなく、むしろ憎悪してた時期もあったくらいで。
現在はそこまで極端ではないものの、身内がやってた、ある系統はむかしも今も、たぶんこれからもずっと嫌いです。音楽に罪はないんだけど。こればかりはわかっててもダメね。その人に対する気持ちと直結しちゃって。
見方を変えれば、音楽はそれくらい、感情の奥まではいりこんでしまうってことなんだけど。
まあつまりは、むずかしかった! ということですな(ひとことで済んだ。笑)
そんなわけで(?)今回は、バーミュージシャンのなんちゃってマネージャーをやってた時代の経験を土台にしています。
智昭に特定のモデルはいませんが、当時出会った男性陣を足したり引いたり掛けたり割ったりまぜたりこねたりはしました。
明子もおなじく。こちらは彼らを裏で支える女性たちをまぜこぜしたキャラになりました。
で、今回使用した曲のリンクはこちら。外部リンクできる近況ノートからどうぞ。
https://kakuyomu.jp/users/nono_chie/news/16816452220067961553
訳詞された、さこ大介さんの弾き語りバージョンと、明子がカフェで聴いたと思われるロッド・スチュワートのカバー版。それからもうひとつの日本語版、アングラの女王と呼ばれた浅川マキさんの訳詞バージョンです。
んで、こっからは余談です。
候補曲がほかにもいろいろありまして。その一部をちらっとならべてみます。
『初夏の香り/久保田麻琴と夕焼け楽団』
……うん。初夏色で初夏の香りってことで、まっさきにこれが頭に浮かびました。笑
『紫陽花/南正人』
上におなじく。初夏→梅雨→紫陽花のイメージですね。
『夜を見てた/ヤスムロコウイチ』
いったん初夏から離れようと思って一番に浮かんだのがこちら。単純にヤスムロさんの歌声が好きなんです、わたし。笑
何度か直接お会いしたこともあるんですが、ヤスムロさんの歌声からはマイナスイオンが出てるのではないかと、わりと本気で思ってます。こちらの曲は、心が疲れてるときに聴くとガチ泣きしそうになります。
そして。
『横浜ホンキートンク・ブルース』
こちらは俳優の藤竜也さんが作詞されて、松田優作さんとか原田芳雄さんとか、男くさい男たちに、ときにはカッコイイ女たちによっても歌いつがれてきた横浜の歌です。
わたしは、曾祖母の代、もしかしたらもっとまえから横浜で生きてきた家系でして、生粋のハマっ子なんですよね。こちらはそれで候補にあがりました。そのわりに横浜のことあんまり知らないんだけど。笑
ほかにもねー。浪速のブルースマンAZUMIさんカバーの『クレイジー・ラブ』(オリジナルはヴァン・モリソン)とか、あれとかそれとか、あげだしたらキリがないんだけど。
これらの曲で書いてたら、まったく違う明子と智昭になってたんだろうなあと思います。
あ、ちなみに、わたしは今回『ういかいろ』ではなく『しょかいろ』の読み(イメージ)で書いてます。音のイメージってのもあるよね。『ういかいろ』の読みだと、これまたおなじ曲でも違う物語になったのではないかと思います。
そんなこんなで。
みなさんのところにも少しずつうかがっております。
どこまで読めるかなあ。
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