　最初、Dear KをDoctor Kと見間違えました。そんなマンガがあるらしいですね。読んだことないけど。

　そんなわけで（？）今回はひたすら名前で遊びました。

『Dear K』

（全5話/約4,600文字）

　さっそくお読みくださった方、反応くださった方、みなさまありがとうございます。

　今回はあれですね。『K』をどうあつかうかの一点でした。

（Dearをどう訳すかというのもありますが（高いとか高価とかいう意味もあるらしい）そこでひねるのも面倒くさいので、ストレートに『親愛な』『大切な』でいくことに）

　で、なぜイニシャルなのかと。

　わたしが子どものころはね、けっこう流行ってたんです。まだ携帯もネットもない、文通とか交換日記とかやってた時代でしたからね。おぼえたてのローマ字書きとかしてみたくなるお年ごろで。笑

　だけど、そのへんから話をつくろうとすると、どうしてか不穏で不吉な展開になってしまうのですよねえ。

　あとは、人に読まれたらまずい系（不倫とか犯罪とか）の話。

　それはそれでいいんだけども。問題は、そういうのを書く気分じゃなかったということでして。

　それで、Kのイニシャルを持つ人間が複数いることにしよう。Kということは『か行』か。と考えてたら、か行コンプリートネームが浮かんで、これだーとなりました。笑

　あと、群像劇っぽいものも書いてみたいんだけど、長編でやれる技量はまだとてもないので、短編でぷちチャレンジしました。

　文字数のわりに話数が多いのはそんなわけです。

　できはともかくとして。もろもろ楽しかったです。

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