◇閑話.人物紹介.その18 ―――――――――

 ※このエピソードは、

  256話~270話にて登場、もしくは新しい情報の出た登場人物の紹介です。

  一部にネタバレも含みますので、先に256話~270話を

  読まれた後に目を通す事をオススメします。


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『ハバーグ』

 ・男

 ・29歳

 ・T201

 ・心配性の痩せっぽっちな才幹男。


 ・メイレー侯爵に仕える私兵の一人で、親の代からの付き合い。


 ・まだ若いが、少年期から非凡な将才を見せて来た才幹ある男であり、

  彼の親は、軍に士官させれば出世するだろうと

  最初は軍籍に入ることを期待した。

 ・しかし私兵として活躍する親に憧れ、

  また地元愛が強く、故郷を遠く離れたくはないとして、

  親と同じ私兵の道へと入った。


 ・背が高く、痩せっぽっちな男ではあるが、

  指揮能力が高く、繊細な集団の運用に定評があるため、

  難しい采配が必要な戦況で頼りにされる事が多い。


 ・とても心配性な性格で、

  場合によっては臆病とも思えるような態度を取ることもあるが、

  メイレー侯爵の雇う私兵らが、魔物達と渡り合うに辺り、

  高い生還率を実現するに一役買っているため、

  “ 心配性の心配が過ぎる時はブレーキを踏め ” が仲間内において、

  生き延びるための合言葉になっている。



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『オフェナ』

 ・女

 ・26歳

 ・T132  B83(E+) W53(UB62) H84

 ・チビのドッシリ重女戦士。

 ・実はドワーフと人間の愛の子。



 ・メイレー侯爵に仕える傭兵の一人。

 ・非常に小柄で、チビと馬鹿にされる事も多いが、

  自分の倍以上あろうかという超重武器を難なく振り回す怪力の持ち主。


 ・本来は傭兵で、その場限りの契約でのみ働くものの、

  自らを鍛えるのに最適という理由でメイレー侯爵の領内で

  魔物をぶっ飛ばし続けていたところ、

  侯爵みずから長期雇用を持ち掛けられ、契約を結んでいる。

 ・戦闘ごとは常に突撃嗜好。

  なのでメイレー侯爵の元で働く際も、

  先陣の斬りこみ隊長で真っ先に敵中に飛び込む事が多い。

 ・だが、同時に冷静に状況を判断した動きを取ろうと思えば取る事もでき、

  何気に中隊長くらいなら余裕でこなせるだけの将器もある。


 ・野性味あふれる山賊のような荒々しい恰好をしている。

 ・チビでやや筋肉質ではあるが、何気にスタイルはよく、

  きちんと着飾れば小柄な美少女として

  上流階級でも通用するモノを持ち合わせている。

  (なお、開放的な恰好を好む性格というのもあって、ドレスが大っ嫌い)


 ・チビである事や、それをネタに馬鹿にされても

  笑って受け止める心の広さを持ってはいる。

 ・だが、戦闘ごとにおいてはチビである事を理由に

  侮られるのをこの上なく嫌っており、

  過去には他のバカにした傭兵と大喧嘩を繰り広げ、

  店1つを全壊させる事件を起こしたこともある。


 ・一人称はオフェナで、やや幼さを感じさせる物言いをする事もある。

 ・実は、密かに生き延びた魔人の一人、ドワーフの父親と人間の母親のハーフ。

 ・だが、本人はその事を親から聞かされてはおらず、当然自覚はない。

 ・これは、魔人ドワーフの父親が、人類に魔人の血を混ぜていく上で

  最も最適解は何かと考えた末の方策であり、

  人間との間に作った子供らが何も知らないままにその血を広めていくのが

  最良であると結論付けた結果であり、

  自分が魔人であることは明かさないつもりでいる。



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ウェイロソーキュイダス軟痩躯の怪人


 ・体はかなり細いが、無数の海洋軟体生物タコやイカのような手足を持った魔物。

 ・力がかなり強く、金属の鎧一式を着込んだ兵士を

  同時に10人は軽々と持ち上げ、そのまま絞め殺せるほど。

 ・手足だけでなく、身体も軟体生物っぽい柔軟性があり、

  どんなに狭く複雑な空間であっても出入りできる。


 ・基本はかなり手強いレベルの魔物に分類されており、

  熟達した傭兵でも遭遇したら逃げが基本となる。


 ・本来はしゃべるだけの知能を持たないが、

  ヴェオスに仕えていた者達は流暢な人の言葉と思考力を持っていた。



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