第20話 メガネの話。

 人によって差はあるものの、あるときを境に、人は老眼になる。

 早ければ40代はじめ、遅くとも50代では確実に老眼が訪れると言われている。


 先日、メガネを作りに行って、遠近両用レンズなるものをすすめられた。

 近くのモノをレンズの下の方で見て、遠くをレンズの中心部、そして中心部から上部の方で、遠方を見る構図になっているらしい。


 メガネ屋さんの説明によれば、遠近両用レンズとは、1枚のレンズに、2つのレンズが組み込まれているらしく、だからというわけではないが、レンズだけで、安い物で5万くらいする。


 さすがに、999.9のメガネフレームと、遠近両用レンズで10万オーバーは、きついので、中間距離に視点を合わせるレンズで、店員さんには勘弁してもらった。


 レンズにも、近くを見る、至近距離に焦点をあわせてレンズを作るもの、遠くを見る為、遠方のものを見るため用にレンズの焦点を合わせるもの、ケースバイケースで用途がわかれるらしい。


 これらは完全に物の見え方が違うので、どちらかを優先すればどちらかが成り立たず、どちらかが、ぼやけて見えてしまって、目がとても疲れる。


 1番困るのは、高速道路の標識。

 誰か相席いただくか、ナビで誘導いただかないと、標識が全く見えない。


 よく中年の方が、近場を見るとき、メガネを頭の上に乗せ、裸眼で近場を見たり、近くを見るための予備用のメガネを持ち歩く意味が、これでよくわかった気がしました。


 いや~。

 次回は、高くても、遠近両用のレンズを作るようにしようと思っています。


 遠近両用レンズなら、1枚で、近場も遠方も、両方よくみえるらしいので、やはり身体にまつわる話には、金に糸目を付けてはいけないなと思いました。

 メガネの話、でした。

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