第1話(完結)への応援コメント
女性はToDoによって送られてきたのでしょうか……それとも監視装置がすでに動いていた……?
わりかし少ない、良い感じのバットエンドで、そこがまたよかったです。ToDoにない人間にサービスを行う社会ではなさそうですしね。
面白かったです!
作者からの返信
コメント&レビュー、大変ありがとうございます!
確かに、女性が何故主人公の前に現れたのか、(そして何故妹の姿そっくりだったのか)については、明確に描写していません。
初稿では言及した文章があったのですが、一万字の枠に収まらなかったのでなくなくカットしたのです。
と、いう意味で、確かにストーリーの段取りをある程度読み手の想像で補ってもらう、っていう構成になってしまいましたねw(ごめんなさい、答えになっていないのですが、「想像にお任せいたします」の意ですw)
>わりかし少ない、良い感じのバットエンド
…ああー、確かに。 カクヨムで他の方の作品を読んでいる感じ、ハッピーエンドが多いですね。この作品は、最後の台詞で締めようと最初から決めていたので、必然的にバッドエンド(というか少なくとも「よかったね」って感じで終わらないエンド)にならざる得ませんでしたw
第1話(完結)への応援コメント
『自由』から解放される、ものすごいフレーズだと思います。このフレーズに惹かれて読み始めました。
この手の作品は、「AIに支配された世界から自由を取り戻せ!」的な展開が多いと思っているのですが…してやられました。まさか「自由」が刑罰になるとは。
読者をどこまでも(いい意味で)裏切る展開、読みやすい文章、世界観、どれをとっても良い作品でした!
素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
読んで頂きありがとうございます!!
「自由の刑」っていう言葉自体は普通に昔からあるのですが、「じゃあ実際『自由が刑になったら』どうなるのさ」っていう着想から書き始めた物語です故、そこにフォーカスして何か感じて頂けるものがあったら、これほどうれしい事はありません!
第1話(完結)への応援コメント
―――ああ、私たちは、ようやく『自由』から解放される―――
素晴らしい文言だと思いました。
不自由に守られて生きていくことができる、というのは、現代においても同じことが言えて、人間はなにかに縛られて生きている方が楽なのだという感覚はあります。だから自由というのは、とてつもない恐怖がもたらされるものなのだと。
しかし同時に、世界は割と自由だったりするのです。なぜなら、どんな倫理や道徳や哲学や思想や国家や宗教や学問が人々をがんじがらめにしても、最後の最後は自分の意思。その意思だけは自由だから。だから辛い。
例えば現状がくだらないと思って生きているとする。それを変えたいと思うとする。でも明日は仕事に『行かなければいけない』から、『不自由だ』から自分には無理だと思い込んでも、それでも意思は自由なので、結局くだらない生活を変えられ無いのは、自分自身の意思のせいなのです。
それを、その苦痛を、クオンタムが取り除いてくれるのなら。
どれだけ楽な人生でしょう。
私はディストピアもユートピアもイコールで結べると思います。
タイトルにあるように、自由とは地獄でしょう。
聖書でアダムとイヴは善悪の知識の実を食べ、楽園を追放されたとされますが、それはつまり自由を手に入れたのだと私は解釈しています。
クオンタムはこの世界で言うところの神でしょう。
神の逆鱗に触れ、自由の罰を受け続ける。
SFの出来事ではありますが、現実の出来事にも当てはまる。
小説の世界でありながら、自身の現状に訴えかけられる。
そういうテーマ性のある素晴らしい作品だと思いました。
——重なる——
から数行空行を置いてからの
「………一度、だけなら。」
というところ、ぞわぞわっと鳥肌が立ちました。
ああ、これが、これがweb小説の真骨頂。縦読みの書籍では利用不可能の離れ業を見ました。
web小説を読み続けてきて良かったと思いました。
ぐっと引き込まれ、あっという間の1万文字でした。
感動体験を、ありがとうございました。
作者からの返信
うわああああああああ!!
めちゃくちゃ「本気」な応援コメント
超絶にありがとうございます!
レビューコメントも!
(自分も人の作品をレビューする時は結構、熱量込めてやってるつもりでしたが、上には上がいるんだなぁw
>最後の最後は自分の意思。その意思だけは自由だから。だから辛い。
↑この感覚!!!!
この感覚を『エピソード』で共感を促すのが、めちゃめちゃムズイなと思ってて、この部分をもうちょっと深堀して書くかわりに他を削ろうか…、で、二時間くらい悩んだポイントだったので、伝わったのが凄い嬉しい!!
>これがweb小説の真骨頂。縦読みの書籍では利用不可能の離れ業を見ました。
↑「スライド(スクロール)」によって飛び込んでくる「視覚情報」ギミック、みたいなのは地味に意識している部分だったので、「あ、ちゃんと刺さる時は刺さってるんだなぁ」と初めてレビュー頂けたのも新鮮でした!!
あらためて、ありがとうございます!!
第1話(完結)への応援コメント
思考を停止して、AIに全てを任せる人間というのは恐ろしいですね。
でもあり得そうな未来だからこそ、私たちは『自分で決める』ということを忘れてはいけないのかもしれないです。
AIの管理を違反すると『自由の刑』という罰が、すごくいいですね。うおお、と唸ってしまいました。
考えさせられるお話をありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
なんか、「AI vs 人間」の話って、わりと
「発達しすぎたAIに対して、人間が生存をかけて戦いに挑む」みたいなのが多いから、違ったパターンでアプローチしたいなぁと…
思考を凝らして絞り出したアイディアだったので、
ココ誉めて頂けるのめっさ嬉しいです!!
第1話(完結)への応援コメント
「あぁ、どうせこの後ああなるんだろうなあ……」という予想を二度三度と見事に裏切られました。
いつかありえそうで、それでいて独自性のある舞台。
ワードセンスを含めて、分かりやすくかつレベルの高い文章力。
味があって好感が持てる主人公。
この物語を締めるにあたって、これ以上はないと思えるラストのセリフ。
そして、それらを1万文字で過不足なくバランスよくまとめる構成。
世界観、ストーリー、キャラクター、構成力、どれをとっても非の打ちどころがないと思える作品でした。
特に、意外な展開と最後の一言……本当に秀逸でした。とても面白かったです。
作者からの返信
ぎゃあああああ!!
超絶にもったいなすぎるお褒めのお言葉、誠に恐れ多くとてつもなくありがとうございます!!!
『面白い』と言っていただけたことが、何よりもうれしいです!!!
第1話(完結)への応援コメント
2転3転、ぐるぐる状況が変わって面白い!
最後の審判が自由というのは特に意外でした。
しかもいろいろ考えちゃいますね……TVやネットの情報を裏取りもせず信じる人は、このSFの世界に片足突っ込んじゃってるよなぁ……とか。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうなんですよねぇ、今はまだ風刺として、ハハッと笑えますが、近い将来…、こんな世界になってしまってもおかしくないかも? と思えてしまうことが、一番ゾッとするのです……