日常にささやかな魔法を
桜田蓮夜
第1話 私が魔法に憧れるまで
「
「うん、また明日」
変わりない毎日がまた続いていく。明日も、そのまた明日も……
魔法なんてものが、この世にあったらなぁ。
そんなことを四六時中考えていた。
昔見たアニメが魔法に憧れを持った発端だ。
それは美しかった。
ドレスのような衣装に付いているフリルをはためかせながら戦う姿が。
氷を駆使し、あたり一面を白く染める様が。
そんなタラレバ話に想いを馳せながら歩いていると、
足裏に餅のような感触が。
(ガムでも踏んだかな)
想いに耽っていた自分を反省しながら足裏を見ると
白黒の新種の鼠とでもいうべき生物がくっついていた。
日常にささやかな魔法を 桜田蓮夜 @silver_S
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。日常にささやかな魔法をの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます