エロゲ好きだったキモオタデブの俺が、異世界で幼女のおっさんとイチャラブする!
森月真冬
これまでのあらすじを1000字にまとめて
異世界転生……聞いた事あるだろう?
ぽっくり死んでしまった人間が、ファンタジー色あふれる異世界で、チートな能力と共に人生やり直すって……あれだ。
そんなシチュエーションが俺、18才の
まず最初に、簡単な自己紹介をしておこう。
俺は、世に言う『キモオタ』だ。キモオタにはデブとガリがいるが、俺はデブのオタである。腹は出てるし、手足は短く、顔も不細工だ。
好物は大盛りペヤングにチューブニンニクとマヨネーズたっぷり。うむ、太るわけだな。
趣味はエロゲ。好きな属性は多数あるが、一番萌えるのはロリである。ロリは正義だと思う。ただし、三次元には興味がない。いわゆる、二次元コンプレックスって奴だ。
現実の女子と言葉を交わすのは2分が限界で、リアルな女とかマジこええです。
で……ここまで素直に己をさらけ出したのは、異世界転生に当たって「俺自身はなんにも変わってない」事を知っておいて欲しいからだ。
転生にあたって、俺はイケメンになったり、頭がよくなったり、モンスターになったり、その他の無機物になったり一切してない。身体も性格も変わってない。
つまり、俺は俺です。死ぬ直前の18歳の身体を、この異世界で与えられました。
ただ、チートな能力は頂いた。
神から授けられたそのスキル、名を『メガクラッシュ』と言う。
これは発動すると無敵になり、武器を振り回しながら周囲の奴らにダメージを与え、吹っ飛ばす能力である。連続で発動すれば、ずっと無敵。ただし、発動時に一定の体力を消耗する。連続使用はおそらく二十回が限界で、それを越えたら、多分死ぬ。というか十七回目くらいから、息が切れて
こんなスキルではあるが、この世界では超レアスキルらしく、俺はとある王国でドラゴン退治(メガクラ五発で余裕でした!)をした報酬として、貴族の地位を手に入れた。
ついでに王様からたんまり褒美を頂いて、王国の城下町の隅っこに屋敷を建てて、そこで悠々自適の生活をすることにした。
さて、金もチートも地位もある俺が、屋敷を建ててもらったはいいが、問題がひとつある。
この屋敷……一人で住むには広すぎるのだ。
俺は、二階の八畳ほどの部屋(おそらく、本来は使用人の寝泊りする部屋だろう)に引きこもり、暇な時は羽ペンで美少女の萌え絵(そんなに上手くない)を描き、食事は近所にある小さな酒場の隅っこでコソコソと済ませるだけの、わびしい毎日を送っていた。
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