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一ヶ月間お付き合いいただいたかた、ありがとうございました。時間差で読んでいただいたかたも、ありがとうございます。
今朝、2月1日の朝、講談社さん小説現代の江戸川乱歩賞応募フォームにアクセスして、「締め切りました」というメッセージを確認し、ようやく「あぁ、終わったんだな」と区切りがつきました。
乱歩賞に挑戦し始めた頃は、自分の作品に対して「いやぁ、これ、面白いな、傑作いや大傑作だな、これ、一発で受賞しちゃうかもな、普通は何回か候補になってから獲って【卒業】なんて言われるのに、入学・飛び級・卒業だな、へっへっへっ」と思って郵便局を出ていました。
根拠のない自信も大事でしょう。小説を書くことは孤独な作業です。ましてや公募に挑むのは、どこか自惚れがなくては、到底できないチャレンジです。
アイドルがエピソードトークで使う「お姉ちゃんが勝手に応募しちゃったんです」がない世界です。
認められたくて認められたくて、認められたくて仕方がない人が集まった世界です。そして、一つの賞でデビューできるのは基本的には一人。風向きがよければ、同時受賞や佳作、熱意ある編集者のお眼鏡にかない、なんやかんやで世に出ることもある「かもしれかい」という世界。
ようやく自分の作品を受賞作として、商品として、物足りないと思える冷静さを持つことができるようになりました。
前回、65回の乱歩賞で初めて一次通過したことをふまえて、今回の応募作を自己評価します。
今年はダメですね。新しいことをなにもできていません。
それでも、一作書き上げるのは力になります。足りない部分にたくさん気づけてレベルアップできた感覚はあります。この「気づき」は次に生かします。
具体例には、二月末〆切のアガサ・クリスティー賞です。
カクヨムに進捗状況を毎日アップすることは、モチベーションになりました。来年の乱歩賞のカウントダウンも始まっているので、このへんで筆を置く、いえ、スマホに親指を走らせることをやめることにします。
ありがとうございました。
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