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いよいよ〆切当日。昨年までなら、前日の夜に応募原稿を印刷して、翌朝に投函してから出社というパターンでした。再三、書いていますが今年から乱歩賞もついにウェブ応募が可能になりました。そういう事情もあり、今年は最終日まで作業です。
まずは梗概をつくります。きちんとプロットをつくっているので簡単にいくはずが案外、手間取ります。メタ的な外枠の仕掛けの説明が難しい。なんとかまとめて本文へ移ります。
といっても前日に仕上げたポメラのデータをコピーして貼り付けて、応募要項通りに30字40行の体裁にページ設定するだけ。私のポメラの弱点は、一ファイルのデータ量の上限があること。だいたい一ファイル、20字1600行までを目安にファイルを切り替えています。割と余裕をもたせているのは、コピーしてプランBやCを書くためです。
今回は六ファイルを原稿に整えたのですが、ページ数を見て頭を抱えます。上限を四枚オーバーしているではないですか。
これは昨日、調子に乗って加筆したぶんのせいです。丸ごとカットするのも悔しいので、見栄えのよくない箇所に手を入れることにしました。
具体的には一文字だけの行を消していきます。前の行の文を刈り込めば一文字くらいならなんとかなるものです。
刈り込み作業を終えて〆切まで約三時間の猶予がありましたが、これ以上は手を入れないことにしました。
サイトにアクセスし、専用フォームに必要事項を入力し、ポチっとするも記載内容に不備があるとのメッセージが表示されて、この日、二度目の頭を抱える展開に。
どうも半角と全角の問題のようです。こう書くと「お前は半角と全角の区別もつかないのか、数字とアルファベットは半角、その他は全角が基本だろうが」と怒られそうです。
打ち直すと今度は入力したはずの文字が消えてしまったりと、焦るあまりにいろいろやらかしてしまい、さんざん手を焼きました。
なんとか送信に成功。記載したアドレスに受理のメールも届いて、ひと安心してグッタリ。
ルーズリーフからノートを外し、赤ペンを入れた紙原稿とまとめて本日の作業終了。
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