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 結局、原稿から離れる時間をとらずに推敲を始めました。スタートしたからには、とバリバリと作業をします。

 思いのほか、誤字脱字は少ないのですが、ポメラのディスプレイを見ながらなので油断は禁物。プリントして紙で読むと、ザクザク見逃したおかしな箇所が出てくるのは経験済みです。

 去年、乱歩賞に出した際も、紙に印刷したものを二週間かけて赤ペン入れたから大丈夫と思ってプリントアウトした「印刷のズレやかすれ、紙がくっついたせいで生じる白紙などをチェックし、ダブルクリップでとじるだけ」のものから、十ヵ所近くボロが出てきました。

 本当は昨年のように紙でチェックしてからデータを打ち直すというのが理想です。しかし、今年は時間的に厳しく、やむなくデータを読み直しながら、その場で修正をする形に。

 時間のわりには推敲の進捗ははかどらず。スピードを上げたいのですが、見逃しは怖い。

 いよいよ、毎回のタイトルの数字も一桁に突入。カウントダウンの雰囲気が濃くなってきました。

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