ともしびのかげ

嘘かも痴れないなんて今死海に映り込む、

朽縄に悔い括った晒し首を更け堕す、


鳴呼そらを停めて。

ねえ

盲目の白紙に有耶無耶に踠く。

へし折られた指先の未来を、


御前は手を惹いて射るのだろうな。


私の躰がひしゃげ燃ゆるとして、

何処へ

何を問い掛ければ

応えは灯るのだろうか。


深遠が手招く許也ばかりなりとて。

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