落花流水

秋雨の艶やかな山肌の背を撫でる吐息のイロハさかのぼりくだりも苦も楽もありゃ春野色かもわからぬものに何処迄行っても終いも見えずこりゃ極楽か地獄かなトコのソコまであとひといきのミチは何処へ手取り足取り落葉は何処吹く風に流れ長され耄碌していく滂沱の滝まで堕ちるとこには洛陽の唄を。

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