裸庭
ウロの付け根に目を沿わし
樹海の切れ目を脱い
地の天街を潜る
鳥居は三度、
くすねた百舌鳥を絞めた。
鐘が鳴ります、
ええ屹度正気の沙汰では御座いません、
結晶化した桃の脛に口伝を
施す天地は、雨中に割かれた
座敷楼の剣幕に写実する。
夢で合っても
現で遭っても
足りないだけの愛の孔が
此処に。
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