第23話低くみだれて、堰を切る、
低くみだれて、堰を切る、
春雷の 秘否とくぐもる嵩と鳴り
洩らしながらも、平と閉じ。
沈没した頭蓋を抱き留める
水蜜桃の流出。
風光が闇に垣間見せる、慘骸
狂人の子守唄。
移ろいの果てのうねり画
又 逸れも幼鈴の音 風柳 鳴り、
燻した半紙で織られ 余波も薫る
丸く含まんと朱に注した、花の艶
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます