兵器史陸軍編+階級

小銃

九九式小銃

弾薬7.7×58mm

装弾数5発

解説

開戦時の主力小銃。三八式歩兵銃との混成であったが1941年頃には内地の部隊は九九式小銃。外地や戦闘部隊は後述の一式小銃を使用した。

戦後は儀仗隊などで用いられ、現在も儀仗用途に少数が受注生産されている。



一式小銃

弾薬7.7×58mm

装弾数8発

解説

アメリカ軍の主力小銃M1ガーランドをモデルに日本向けに改装した半自動小銃。基本的なスペックは大差ないものの、2つ異なる点があり、ひとつが九九式普通実包を使用すること、もう1つがガーランド特有のリロード時の甲高い独特の音を排除しこの機構は後にアメリカ軍にも持ち込まれた。戦中は主力小銃として貢献し、空挺兵はこれを短小化した一式騎銃を使用した。



八式自動小銃

弾薬7.7×38mmアリサカショート

装弾数30発

解説

ソ連軍の1947年型カラシニコフ式自動小銃。つまりはAK47は日本陸軍に衝撃を与えた。前線将兵から自動小銃開発が請われ、九九式普通実包を改良した小銃弾を使用する自動小銃として制式採用された。

機構は鹵獲したAK47の機構を流用し、優れた反動制御性能と集弾性から欧米各国のPMCなどが利用する事も多く、制式採用には含まれないもののカラシニコフ用の7.62×39mm弾仕様も存在する。



二式自動小銃

弾薬5.56×45mmNATO

装弾数30発

解説

アメリカと英国、ロシア帝国や中華民国と締結した新京条約で構築された北半球軍事条約機構は弾薬の規格統一を図りアメリカ軍と日本軍が共同開発した5.56×45mm弾、二式普通実包(米名M855)を採用。それ向けの新式自動小銃の開発を開始した平臥2年1990年に採用された。

大きな特徴は独立した3点バースト機構である。



二九式自動騎銃

弾薬6.8×43mmNATO

装弾数30発

解説

進化する防弾装備に対応する為6.8×43mm弾をNATOは配備した。それに伴い日露共用で平臥29年西暦2017年新式自動小銃として大阪歩兵工廠が開発した。




機関銃

九九式軽機関銃

弾薬7.7×58mm

装弾数30発

解説

開戦時歩兵分隊毎に配備された機関銃で分隊レベルでの歩兵火力の代表でありこれに狙撃用スコープを取り付けて狙撃を行いニコライ・ヴァトゥーチンを射殺した。



一式重機関銃

弾薬7.7×58mm

装弾数110発

解説

塹壕に備え付けられて運用された。満州方面では後継のM2機関銃採用後も暫く運用されソ連軍歩兵に甚大な被害をもたらした。


一式軽機関銃

弾薬7.7×58mm

装弾数45発

鹵獲したドイツ製汎用機関銃MG42を自国規格に開発した機関銃。一式小銃と共に歩兵部隊に運用された。後継の汎用機関銃が採用されるまで戦車の同軸機銃として運用された。


M2

弾薬12.7×99mm

装弾数110発ベルトリンク

解説

アメリカ軍のM2をライセンス生産し制式採用された。歩兵の運用する装甲車や戦車、ジープ等に備え付けられたり、軍用ヘリや海軍の対空機銃としても採用された。



八式軽機関銃

弾薬7.7×38mmアリサカショート

装弾数50発

解説

歩兵火器の弾薬更新に伴い1948年皇紀2608年に採用された。分隊火力の中核を成しドラムマガジン方式で単独運用できるこの機関銃は後々分隊支援火器の先祖となった。



二五式軽機関銃

弾薬5.56×45mmNATO

装弾数50発

解説

NATO弾採用の為日米で共同開発された機関銃。分隊支援火器として運用された。集弾性が高く前線将兵からの評価は高かった。


二五式汎用機関銃

弾薬7.62×51mmNATO

装弾数120発

NATO弾規格の新式汎用機関銃。制式化して既に74年経過していた一式機関銃を更新した。車載・同軸機銃として運用される。


二九式軽機関銃

弾薬6.8×43mmNATO

装弾数100発

解説

弾薬の規格統一更新に伴う新式軽機関銃。分隊支援火器として運用され前線将兵からの評価今までの軽機関銃と来るべても高く日本陸軍以外にもロシア帝国軍や中華民国軍、英印軍でも採用された。



二九式汎用機関銃

弾薬7.62×51mmNATO

装弾数150発

日英共同開発の汎用機関銃。車載・同軸機銃を更新し問題の多かった二五式機銃を更新した。


二九式重機関銃

弾薬12.7×99mmNATO

装弾数200発

解説

M2機関銃を更新する重機関銃。ライセンス生産のM2から射程距離が向上し、堅牢な設計が評価されNATO所属の各国で採用された。



SMG

百式機関短銃

弾薬8mm南部弾

装弾数30発

解説

空挺兵向けに採用されたサブマシンガンであり設計は前時代的であるものの優秀なサブマシンガンとして評価されている。



三式短機関銃

弾薬8mm南部弾

装弾数30or45

解説

陸軍第一特務空挺兵団等の特集部隊が装備するサブマシンガンとして開発された本銃はサプレッサー装着が前提とされ消音性が高く、SOFや米軍の誇る悪魔の旅団など各国でも使用された。



一九式短機関銃

弾薬9×19mmNATO

装弾数30発

解説

弾薬の規格統一に伴い導入されたサブマシンガン。主に憲兵や新編された陸軍第一特殊作戦群等の特殊作戦部隊で採用された。その後陸軍以外にも戦後独立した空軍の基地防衛要員や警察の特殊介入部隊も装備する。



四五式短機関銃

弾薬9×19mmNATO

装弾数35発

旧式化した一九式を更新し更に射程距離等の改良を施したサブマシンガン



二七式短機関銃

弾薬8×21mm新南部弾

装弾数45発

日本陸軍は特殊作戦向けに静粛性の高いサプレッサーとの相性の良い新型弾薬を開発それを使用する新型特殊作戦用途短機関銃として開発が進められ採用された。英国陸軍のSASや海軍陸戦隊にも装備された。


拳銃

十四式拳銃

弾薬8mm南部弾

装弾数8発

解説

戦前日本人の手に合わせてシングルカラムマガジンを採用した自動拳銃。特段特徴は無いが生産性は良好


九式拳銃

弾薬8mm南部弾

装弾数16

解説

日本陸軍は元来将校の装備する拳銃に関して自弁としていたために多種多様な拳銃が混在していたが、それを支給品として一括更新させたものが本銃である。

ダブルカラムマガジンを採用しM1911と同様の機構を採用した為に信頼性は高く、将校のみならず1部部隊や近衛師団では一般兵にも支給され、他の部隊でも指揮官が自弁し兵卒に支給した事から次世代制式拳銃からは全軍支給となった。



四五式拳銃

弾薬9×19mmNATO

装弾数18

同盟内の弾薬の規格統一に伴い導入された自動拳銃軽量化と生産性向上の為にポリカーボネート製となったが日本自動拳銃特有の信頼性の高さは健在で全軍に支給され高評価を得た。



二七式拳銃

弾薬8×21mm新南部弾

装弾数17

解説

特殊作戦用途の新型拳銃弾を採用した自動拳銃であり、ロシア帝国や中華民国、SAS部隊等で採用された。




狙撃銃・マークスマンライフル

九九式狙撃銃

弾薬7.7×58mm

7.62×51mmNATO

装弾数5発

ボルトアクション方式

解説

九九式小銃の狙撃銃用モデルであり、現用される制式採用狙撃銃である。細かい改良は加えられているが、基本的な所は変わらずNATO弾薬の規格統一後は7.62×51mmNATO弾に変更されている。



一式狙撃銃

弾薬7.7×58mm

装弾数8発

セミオート

解説

一式小銃を元とした分隊所属の選抜射手に採用される。基礎的な所は一式小銃と変更ないものの一式小銃より精度が高くまた銃身が長く射程距離も長い。



二式狙撃銃

弾薬5.56×45mmNATO

装弾数20発

セミオート

解説

NATO弾薬の規格統一の為に開発された新型マークスマンライフル。精度が良好で弾道に癖があるものの概ね評価は好感触。



二式対物狙撃銃

弾薬20×148mm

装弾数3発

ボルトアクション方式

解説

対戦車ライフルでありソ連軍戦車の装甲が強化され始めた後は対人狙撃銃として運用された。ウクライナ戦線ではソ連軍将校を北アフリカ戦線ではフリードリヒ・クリューゲルを射殺し枢軸軍から恐れられた。



二七式狙撃銃

弾薬7.62×51mmNATO

装弾数10発

セミオート

要人警護等の任務に従事する憲兵や近衛師団、警察部隊に採用されたセミオートライフル。特殊作戦部隊でも運用された。



二七式対物狙撃銃

弾薬12.7×99mmNATO

装弾数5発

セミオート

解説

新型対物狙撃銃であり、当初は地雷処理用途に採用された。前述の二式対物狙撃銃での運用実績から対人狙撃銃としても運用され、中華民国特殊戦群と共同で第一特殊作戦群が行った毛沢東暗殺作戦にも使用され3発が毛沢東に命中し即死させた事で有名


二九式狙撃銃

弾薬6.8×43mmNATO

装弾数20発

セミオート

解説

NATO弾薬の規格統一の為に開発された新型マークスマンライフルであり、特殊作戦群では狙撃銃としても使用される。5.56mmより長い射程距離と高い殺傷能力は前線からも高評価




戦車

九七式中戦車

武装

48口径47粍砲

7.7mm機銃×2

解説

開戦時日本陸軍主力の中戦車。初期のまともな戦車を保有していない中共軍などには優勢だったもののソ連軍戦車との戦闘では劣勢となり、移動式のトーチカとして終戦まで運用された



四式中戦車A1E8

武装

52口径76.2mm砲

M2

7.7mm機銃×2

解説

アメリカ軍のM4シャーマン戦車をライセンス生産し76.2mm砲塔に換装した中戦車。ソ連軍戦車は勿論ドイツ戦車とも互角に戦闘可能なこの戦車は大戦中大きく活躍する


一○式軽戦車

武装

60口径76.2mmライフル砲

M2

7.7mm機銃

解説

終戦時から次なる戦争に向けて新型主力戦車の開発の前段階として開発された軽戦車。しかし重量や戦闘力は四式中戦車と大差ない。



一二式戦車

武装

50口径90mmライフル砲

M2

7.7mm機銃×2

解説

日本陸軍初の主力戦車MBT。日ソ国境紛争で活躍しソ連軍戦車を多数撃破した。一○式軽戦車と共に主に満州やインドシナ半島に配備された。


二七式戦車

武装

51口径105mmライフル砲

M2

7.62mm機銃

解説

NATO弾薬の規格統一の為に新型機銃を搭載しさらに日米共同開発の主力戦車。複合装甲を採用し防御力の向上が図られている。


三八式戦車

武装

44口径120mm滑腔砲

M2

7.62mm機銃

解説

主力戦車として開発され、同盟国にも輸出された。滑腔砲を採用し装弾筒付翼安定徹甲弾(APFSDS)が使用される様になり対戦車戦闘力が向上した。



九式空挺戦車

武装

44口径105mm滑腔砲

M2

7.62mm機銃

解説

空挺投下用途に軽量化され落下傘投下可能用に設計された空挺戦車。

105mm滑腔砲装備なものの優秀な対戦車戦闘能力と榴弾やキャニスター弾等で対歩兵戦闘もこなせる



二八式戦車

武装

45口径120mm滑腔砲

M2

7.62mm機銃

解説

最新型の主力戦車である。日本機甲兵器開発局の設計で空挺戦車を除く全ての戦車を更新した。


火砲

三式歩兵砲

16口径75mm

解説

開戦時に米軍の供与を受けた新型歩兵砲。歩兵中隊の火力の中核をなす



三式榴弾砲

22.5口径105mm

解説

開戦時に米軍の供与を受けた師団砲。師団火力の中核をなす



三式重砲

24口径155mm

解説

アメリカと共同開発の新型重砲。軍に本砲を装備する独立重砲兵1個連隊ずつが配属された



五式攻城砲

25口径203mm

解説

中共軍の築いた要塞やセヴァストーポリの外壁等を破壊した重砲



二○式榴弾砲

14.08口径105mm

解説

戦後開発された新型榴弾砲。三式榴弾砲から師団砲を更新し


二八式榴弾砲

39口径155mm

解説

師団砲が155mm榴弾砲に換装されるに伴い開発された新型榴弾砲。


一○式榴弾砲

39口径155mm

解説

新型の榴弾砲であり後述のチヌーク等での空輸が可能。山岳師団等で使用される。

その他に陸戦隊などでも運用されている。


迫撃砲

九九式81粍擲弾筒

81mm榴弾


三式重擲弾筒

120mm


一二式迫撃砲

60mm


一五式迫撃砲

81mm


三二式迫撃砲

120mm


五五式迫撃砲

81mm


六二式迫撃砲

81mm


一七式迫撃砲

81mm


自走砲

六式自走榴弾砲

武装

24口径105mm

M2


六式重自走榴弾砲

武装

24口径155mm

M2


六式対空自走砲

二連装20粍機関砲

M2


一二式自走無反動砲

武装

106mm無反動砲

M2


二二式自走榴弾砲

武装

39口径105mm

M2


二二式重自走榴弾砲

武装

34口径155mm

M2


五一式自走榴弾砲

武装

39口径155mm

M2


五一式自走多連装噴進砲

武装

240mm40連装噴進砲


一六式自走榴弾砲

武装

55口径155mm

M2


一六式自走対空ミサイルシステム

武装

四連装スティンガー対空ミサイル×2

M2


二六式自走榴弾砲

155mm榴弾砲

二九式重機関銃(採用時M2)


二六式重自走砲

203mm榴弾砲

二九式重機関銃(同上)


二七式自走多連装ロケット砲

武装

240mm40連装

M2



兵員輸送車

六式兵員輸送車

3名+45名

武装

7.7mm機銃


一九式兵員輸送車

3+10名

武装

7.7mm機銃


一九式歩兵戦闘車

3+7名

武装

20mm機銃

7.7mm機銃


一九式自動貨車

2+25名


三一式兵員輸送車

3+10名

武装

7.62mm機銃


三一式歩兵戦闘車

3+8名

武装

30mm機銃

7.62mm機銃


一式兵員輸送車

3+15名

武装

M2

7.62mm機銃


一式歩兵戦闘車

3+8名

武装

35mmKDE

M2×2


一式トラック

2+30名


一式ジープ

2+2名


二七式歩兵戦闘車

3+8名

武装

35mmKDE

二九式機銃


二七式トラック

2+30名


二七式ジープ

2+2名


二八式兵員輸送車

3+15名

武装

二九式機銃

二九式汎用機関銃


ヘリ

AH-1コブラ攻撃ヘリ

武装

20mmガトリング砲

TOW×8

19連装ハイドラ70mmロケット弾×2


CH-47チヌーク輸送ヘリ

兵員55名


OH-58

武装

ヘルファイア二連装×2

七連装ハイドラ70mmロケット弾

M2

三連装スティンガー対空ミサイル×2


UH-1

兵員11名


AH-1W

武装

20mmガトリング砲

二連装ヘルファイア

四連装サイドワインダー×2

七連装ハイドラ70mmロケット弾×2


AH-64D

武装

30mm機関砲

二連装ヘルファイア×2

三連装スティンガー対空ミサイル×2

七連装ハイドラ70mmロケット弾


CH-53E

兵員55名


UH-60

武装

7.62mm機銃×2

地雷散布システム

七連装ハイドラ70mmロケット弾

二連装ヘルファイア


UH-1Y

武装

M2

七連装ハイドラ70mmロケット弾×2


AH-1Z

武装

20mmガトリング砲

サイドワインダー×6

二連装ヘルファイア×8

19連装ハイドラ70mmロケット弾×4


VC-1レイブン

武装

三式中距離空対空ミサイル×2

M134ミニガン

兵員×150名

吊り下げ能力

AT輸送コンテナ×2


VU-1スカウト

武装

M134ミニガン×2

兵員

50名

吊り下げ能力

8000kg


支援車両

二八式架橋戦車

性能:18m有効長


二六式砲側給弾車

155mm榴弾×95発

二六式重砲給弾車

203mm榴弾砲×75発


四脚式AT随伴補給1型

105mm突撃砲弾×600

25mm機関砲弾×2000

その他個人装備2t


四脚式AT随伴補給2型

155mm突撃砲弾×200

25mm機関砲弾×600

その他個人装備2t


二六式装輪指揮通信車

二九式重機関銃(採用時M2)

旅団司令部仕様

長距離指揮通信システム1型

連隊・大隊司令部仕様

中・近距離指揮通信システム1型






階級

大将

中将

少将

准将

大佐

中佐

少佐

大尉

中尉

少尉

准尉

兵曹長

軍曹

伍長

兵長

上等兵

一等兵

二等兵

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