「相性がいい」の正体についての考察

面倒くさい私

話題飛ばし

 まず初めに断っておくが、ここでいう「相性がいい」は単なる私の主観であって、ただ私にとって私と相性がいいというだけの話である。


 私には今話してる事と関係ない話題に飛びがちであるという癖があるのだけれど、これはもうどうやっても治らないものだと思う。もちろん治そうという努力が必要な類いの癖だとは思うが、そうは言っても話題飛ばしをやった瞬間は大抵それを自覚できていないんだからしょうがない。後から一人で反省会である。

 話題飛ばしをやる時の流れなんだが、自分の中では今の話題から連想して飛んでいて、そのつもりではいて、けれどまぁそこに接続詞も解説もないからそりゃ大抵伝わらない。けどたまに「こういうこと?」って訊いてくれる人ってのがいて、そういうのってすごい助かる。合ってても違ってても。合ってたら合ってたで、無意識に話題飛ばしをしてたことを特に意識することもなく次の話題に移ることができるし(意識した方がいいのだろうが)、違ってたら違ってたで、私はそれに返事をすることで前の話題との関連性を提示することができて、私は「すぐにワケわかんないこと言い出す子」じゃなくなることができる。どっちにしろ話が噛み合わない事態を防ぐことができるし、話を進めた後で「あ、さっきまたやっちゃったな」って会話中に自分自身で思い出して後悔することもなくなるし(どっちにしろ後から反省会だが)、相手が理解してるのか疑問になって確かめるか迷う必要も、変に説明を付け加える必要もないし、すごくスムーズな会話ができる。

 別に訊いてくれない人が悪いってわけじゃあないし、なんなら悪いのは私だ。けれどやっぱり訊いてくれる人とはよく話しがちになるし、個人的に「相性がいい」と感じてしまうのである。

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