10周目 あらすじ・人物・設定まとめ
※小説執筆のためのメモ書きです。時々、加筆修正していきます。
第179話~第208話に登場した人物、設定についてをまとめています。
これまでの内容をまとめているだけなので、読み飛ばしても大丈夫です。
*********10周目のあらすじ*********
再び転生した、と思ったらいつもと様子が違う。赤ん坊の姿ではなく、大人のままだった。そして、目の前に現れたのは女神を名乗る若い見た目の女性。その彼女は、こう言った。
「これから貴方を、異世界に転生させます。そこで、やってもらいたい特別な使命があるのです」
色々と話し合った結果、勘違いなどがあったことが判明する。自由に生きるようにと言われた。女神から、転生特典の代わりとして神獣という白色と青色の毛並みが美しい狼のような姿をした巨大な生物を授かった。そして、異世界に転生することに。
とある村に生まれたリヒトは、普通の農民として生活していた。家族関係に問題があり、他の村人たちからも疎まれていた。
しかし、リヒトは村長の息子と仲良くなった。それがキッカケとなり、徐々に村人たちとの関係は良好になっていった。自警団を組む村人たちに、戦闘訓練を行ったりしていた。
ある日、リヒトの住む村に勇者を名乗る青年がやって来た。村人たちを指導する、と言ってリンチされている場面を目撃。割って入り、勇者を止めた。
口論となって、強いほうが正しいという勇者の理論に従って決闘することになる。勝利したリヒトだったが、村人たちから苛烈すぎると逆に反発されてしまう結果に。
勇者のパーティーが夜のうちに村から姿を消して、リヒトは責められる。村に嘘の噂話が流れると、リヒトの評価は下がりきった。居心地が悪い村での生活に見切りをつけて、リヴと一緒に出ていくことにした。
各地を旅して、良さそうな森を発見する。そこを生涯を過ごす場所と決めて、自由気ままに生きることにした。
その後、新たな拠点で家を建てたり畑を耕したり。勇者が訪れたり、前世を知っている転生者と出会ったりする。魔王も復活したが、リヒトは一切関わることなく全て終わっていた。
110歳まで生き続けたリヒトは寿命で生命の限界を迎えて、パートナーのリヴを置いて次の人生へと向かった。
*********登場人物*********
【リヒト】
生命を司る女神により転生させられた。
リヴという神獣を授かり、新たな人生を歩み始めた。
なんの変哲もない、平凡な農家の息子として生まれた主人公。
上に4人の姉弟がいて、四男として生まれてきた。
家族関係は悪く、村人たちから疎まれた存在だった。
尊重の息子であるヘルミンと仲良くなってから、評価が上がっていった。
村の自警団に戦闘訓練を行うなど、重要なポジションを任されたりした。
しかし、村にやってきた勇者と揉め事を起こして評価は逆転。疎まれる存在に逆戻りしてしまった。
評価を落とすような噂話を流したのが兄弟だったことを知り、彼らを見限って村から出ていく決心をする。
その後、リヴと一緒に森の中で自由気ままに暮らすスローライフを満喫した。
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・これまでに主人公が習得してきた能力(最新の状況)
《言語能力》(どんな言葉や文字でも理解できる。しかし、実態は不明)
《魔法の知識》(異世界ファンタジー・魔法の世界)
《火の素質》(火に関係する魔法を習得するスピードが早くなる。火に関する魔法を使用する時には、威力がアップする)
《身体強化の魔法》(体の中の魔力を全身に纏って、身体能力をアップさせる)
《剣術の知識・達人》(剣を扱う技術がある)
《弓の知識・熟練》(弓を扱う技術がある)
《槍の知識・熟練》(槍を扱う技術がある)
《斧の知識・熟練》(斧を扱う技術がある)
《騎乗・上級》(馬に乗るための技術が)
《馬の知識・中級》(馬を育てたり、世話するための知識が豊富である)
《ナジュラ流戦闘術・達人》(体1つで戦い抜くための武術。身体能力がアップする効果がある。素手による格闘術として分類される)
《ナジュラ式性技・熟練》(ナジュラ族で代々受け継がれてきた、女性を悦ばせるための知識と技術)
《魔力コントロール・達人》(体の中に存在している魔力をコントロールする技術がある。魔力を全身に行き渡らせることは可能で、体の一部分に魔力を集中させる事も出来るようになった)
《指揮官》(部隊をスムーズに指揮することが出来る)
《農業の知識・熟練》(農業に関する知識と経験が豊富で、種を見ただけで育て方が分かる。未知の植物に関しては、予想ができる)
《料理の基礎》(家庭料理を作ることが出来る。料理をする時に使う、道具の名前、作り方を知っている)
《魔力付与》(物質に魔力を付与することが出来る)
《発明家》(新たなアイデアを閃きやすくなる)
《教育・中級》(人に何かを教える時、わかりやすく説明することが出来るように。対象の成長を促進する)
《ポーションの知識・初級》(初級レベルのポーションを作成することが可能。ポーションを使用したときの効果をアップする)
《明鏡止水》(心を落ち着かせる方法を熟知している)
《気配察知》(周囲の生き物の存在を感じ取ることができる)
《気配察知・ダンジョン》(ダンジョン内に存在する生物の存在に敏感になり、気配を感じ取ることができるようになる)
《危機回避》(自分に危険が迫ると、直感的に感じ取れるようになる。第六感のような感覚)
《アイテムボックス》(容量は一人分の食料を一年間ぐらい保存できるぐらいの量)
《回復魔法》(魔力を使って自分や他人を回復する。古傷や重い病気は治せない)
《魔法の知識》(異世界ファンタジー・勇者の世界で利用されている魔法の使い方)
《ボディーランゲージ》(身振り手振りで、相手に意思を伝えるのが得意になる)
《勇者》(ステータスがアップする)
《操縦技術・熟練》(人型二足歩行のロボットを操縦する技術)
《空間認識能力・熟練》(三次元空間における物体の状態や関係を、すばやく正確に把握することが出来る)
《整備技術・上級》(触るだけで機械の仕組みを理解して、故障を直す方法について頭に思い浮かんでくる)
《機械工学・上級》(設計図を見なくても、原理を理解して作成することができる。高度な機械を作り出す事が出来る)
《物理学の知識・中級》(物理現象について知っている。宇宙で起こる様々な出来事や、自然の法則を理解できる)
《消耗軽減》(アイテムの消耗を抑えられるようになる。耐久力が高い素材の場合、性能が低下しない)
《化粧技術》(化粧品の成分、使い心地等を理解出来る。メイク用品を使う時に、より良い仕上がりにすることが可能。また、化粧品の成分を組み合わせて新しい効果を生み出すことも出来る)
《美容ケアの知識》(美容ケアの方法や知識が豊富。肌の手入れをする際に、より質の良い仕上がりにする)
《ファッション(女性)》(女性向けの服や下着、アクセサリーなどを身につけた時に、より似合うコーディネートが出来る)
《女性との接し方・達人》(女性が求める行動、気持ちを理解する。女性からの好感度が上がりやすくなり、告白される確率が上がる)※レベルアップ!
《リーダーシップ》(集団をまとめるために必要な知識や技術を学べる。カリスマ性があり、人を惹きつける魅力が増す)
《交渉術・熟練》(相手と交渉する際に、自分の要望を上手く伝えて、相手の希望を聞き出すことが得意になる)
《商売上手》(お金を稼ぐ才能がある。商人として活動する時、利益が大きくなる。商談の際、相手が提示した金額よりも高く売れる可能性がアップする)
《調理技術・熟練》(料理の腕前がプロ級。料理人として活躍できるレベル)
《ダンジョン知識(現代編)》(現代のダンジョンについて、豊富な知識を持つ)
《ダンジョン野営術》(ダンジョンで安全に過ごすための方法と、効率的なアイテムの使用方法が分かる)
《4人組パーティーの連携・戦闘技術》(4人での戦闘技術の向上。経験値の分配がされやすくなる)
《4人組パーティーの連携・野営技術》(4人での野営時に快適で安全な環境を作ることが出来る)
《依頼交渉術・熟練》(依頼の交渉の際に、相手から好条件を引き出して自分の有利な交渉に持ち込む)
《遠目・熟練》(遠くのものが見えるようになる。肉眼で見える距離よりも、遠くのものをハッキリと認識できる)
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・今回の転生で主人公が習得、レベルアップした能力一覧
《大工の知識(独学)》:(木材を使って、家を建てることが出来る。また、家具などを作ることも可能)
《森の知識》:(森や山、林など木々の空間を把握して、その土地に関する情報を見るだけで知ることが出来る。どんな深い森でも迷うことなく、進む方向が分かる)
《気配察知・森》(森の中に生息している生物などの存在に敏感で、さらに鋭く気配を感じ取ることができるようになる)
《天眼》(あらゆる気配に関して、敏感に察知することが出来る。敵の不意打ちや、隠れていても見つけることが出来る)
《コミュニケーション能力・鳴き声》(鳴き声だけで生物の感情や考えていることを正確に読み取ることが出来る。発する音の違いを聞き分けられる)
《リヴ(使い魔)》:女神から授かった神獣。
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・アイテムボックスの中身
カテリーナの形見である指輪のアクセサリー
機体のエンジン
コックピット・モニタ
機体装甲金属の一部
カレンとお揃いのアクセサリー
両親の形見(父親、産んでくれた母親の礼奈、育ててくれた母親の朋子)
数百万円分の貴金属類
世界中で集めたスパイス(消耗)
調理済みの料理(消耗)
一人分の食材約1年分(消耗)
過去の記憶を整理して、書き出した日記ノート
ダンジョン野営道具
『ダンジョンの攻略について』著者・青柳理人
大剣・白砂猫装備
青柳家の家族写真アルバム
ダンジョン素材(未整理)
木材(20軒ほどの家を建てられるぐらいの量)
建築サンプル(試しに作ってみた、実験の残骸)
報酬の食材(女王ナディーヌから受け取った、5年分の量)
薬草類(森で採取した薬草の数々)
*********10週目に登場したキャラクター*********
【生命を司る女神】
寿命で亡くなった青柳理人の魂を引き取り、リヒトへ転生させた女神。
転生をする際に与える特殊能力の代わりに、神獣のリヴを授けた。
その後、ナディーヌという少女を転生させて彼女たちの人生を見守っていた。
【リヴ】
女神がリヒトに預けた神獣。
青と白の混じった、とてもキレイな毛並みをしている。
狼のように四足で地を駆ける獣で、成長すると180センチの人間より大きいサイズで迫力がある。
【アッティリオ 】
リヒトの父親。
妻のエリザが死んでから堕落した生活を送っていた。いつしか、妻のこともどうでも良くなって、酒を飲んで暮らすことが生きる楽しみになった。娘や息子たち家族から厄介者だと思われていると自覚しながら、それでも面倒だからと改めなかった。
息子のリヒトが村人たちに評価されるようになると、自分も評価してもらうためにと良い人を振る舞おうとした。
けれど結局、勇者との争いがあってリヒトの評価が一変するのを目の当たりにする。村から追い出されるように去っていった様子を見て良い人のフリをするのは無駄だと思って、以前の堕落した生活に戻ってしまう。
最期は、村の人達から厄介者と言われ続けて人知れず息を引き取った。
【エリザ】
リヒトの母親。
リヒトを産んだ後、産後の肥立ちが悪く、命を落とした。
強気な女性。だらしない夫の手綱をさばき、立派に働かせていた。彼女が居たことで家庭の秩序が保たれていた。
【ジーナ】
1番目に生まれてきた長女。
ジーナが15歳、リヒトが3歳だった頃に、村にやってきた商人と恋人となった。
そして、その商人についていくため家族の誰にも知らせないまま村を出ていった。
別の町で商人と新たな家庭を築き、幸せな生活を送って一生を終える。
【コラード】
2番目に生まれた長男。
父親と大喧嘩をして、村から出ていった。
ヴィシューパ国の王都で兵士に志願。25歳の頃に参加した魔物討伐のための遠征で命を落とす。
【ハンス】
3番目に生まれてきた次男。
村に集まった乱暴者のリーダーとして、率いている。
リヒトが村から去った後も、村の乱暴者を率いて自由気ままに生活を送る。
【クリス】
4番目に生まれた三男。
次男の腰巾着として、いつも一緒に過ごしている。
ハンスの機嫌が悪くなると叩かれるので、彼の機嫌の取り方について学んだ。
攻撃的なハンスのことを、内心ではとても嫌っている。
【村長】
主人公リヒトが住んでいる村を取り仕切っている長。
水車のような重要施設、農具の一部などを管理している。利用を申請した村人たちに許可を出したりする役割を務める。
魔王が復活するという情報を商人たちから聞いた。その話を信じ込んで、絶望する。近いうちに、この世の終わりがくる。そんな終末的思想を持っていた。
勇者が村にやってきたので、彼を大歓迎する。もしかしたら、彼が我々を助けてくれるかもしれない。どうにかして人類の滅亡を回避するために、手伝うことはないかと勇者に協力的だった。村人が被害にあっても、仕方のない犠牲だと納得して。
そんな勇者を倒してしまい、村から出ていくキッカケを作ったリヒトに対して、強い憎しみを持つようになる。愚かな父親の息子は、やっぱり愚かだった。
【ヘルミン】
村長の息子。
リヒトに、村人を鍛えてもらえないかと頼んだ人物。リヒトの訓練に必死で耐えて、村を守れるぐらいの強さを手に入れた。
リヒトに悪意を向けるような村人たちを注意して、なんとか正そうとしたけれど無理だった。
彼が村を出ていくキッカケとなった村人たちの雰囲気を変えることができなかった。
その事を、晩年までずっと後悔し続ける。
【アリダ】
村長が決めた、リヒトの婚約者だった女性。
婚約するように言われた相手の家族が、村で色々と悪い噂をされているのを知って、なるべく距離を取っていた。可能なら婚約を破棄してほしいと願っていた。
リヒトとは数回、顔を合わせて話をしたけれど絆を結ぶことは出来なかった。関係が薄いまま。彼に対しては、特に何の感情も持っていない。
彼が村から去って居なくなった時にも、婚約の話が今後どうなるのか困ったぐらい。結果的に婚約が解消となって喜んだ。居なくなったリヒトに対しては、特に何も思うことは無かった。
結局、結婚する相手がなかなか決まらずに村での厄介者として知られる一家のクリスという弱気な青年と結婚する。こんなことになるなら、彼の弟であるリヒトと結婚をしておけばよかったのかもと、晩年になってから言われた通りの人生を送ってみても良かったかもしれないと少し後悔する。
【レオナルト】
美しい見た目をした、勇者の称号を持つ青年。
魔王の討伐に協力してくれる人物、従者として相応しい戦士を探すために、リヒトが住んでいた村を訪れた。
実戦で強くなるタイプで、余計な親切心を働かせて村人たちを指導しようとした。
各地で色々と問題を起こしてしまい、王都へ戻ってきたときには噂話を耳にしていた王女のナディーヌに、もの凄く怒られて反省をした。その頃から、彼女のことが気になり始めた。自分の行動についても、冷静に振り返るようになった。
ナディーヌと一緒に旅をするようになり、彼女の実力を知った。負けないようにと、密かに強くなる努力を始める。今までの実践的な鍛え方ではなくて、強くなるための方法を自分で考えて、トレーニングの方法についても興味を持ち始める。
オプスクの森でリヒトと出会い、強くなるための方法を真剣に学んだ。リヒトに対して恋愛敵だという勘違いをしたり、アドバイスを求めたりした。
魔王討伐後、リヒトのアドバイスに従ってナディーヌに告白。プロポーズを受け入れた彼女と結婚をして、幸せな家庭を築いた。
晩年まで、様々なトラブルに巻き込まれたりしながら、幸せな人生を過ごした。
【ヘンリック】
レオナルトの最初のパーティーメンバー。斧を武器に戦う戦士。身体が大きくて力がとても強いが、スピードは遅い。勇者の称号を持つレオナルトに付き従い、なんとかして甘い汁を吸おうと企んでいた。
【ロザリンド】
レオナルトの最初のパーティーメンバー。サポート役の女戦士。見た目が美しくて、よく似合った鎧を身にまとっている。
剣を使う。技量はそこそこ。金を得るために、レオナルトに協力していた。
【ロアナ】
レオナルトの最初のパーティーメンバー。サポート役の女戦士。パーティーの補助や回復役を務める。
レオナルトたちの雰囲気や態度に嫌気が差し、旅の途中でパーティーから離脱した。
【ナディーヌ】
勇者が頼りなくて、自ら旅に出てきた第二王女。というのは建前で、貴族社会のアレコレが嫌になって逃げ出すためだった。
各地を巡って、魔王の脅威について目の当たりにした彼女は転生者の力を全力で発揮する覚悟を決めて、魔王討伐に挑むことにした。
その後、オプスクの森でリヒトと出会う。
彼が自分と同じ転生者であることを見抜き、前世はダンジョン・マスターの青柳理人だったことにも自力で気が付いた。
前世では迷宮探索士に憧れていて、ダンジョン・マスターのファンだった。
魔王を倒し、戦後に色々と混乱していたヴィシューパ王国の政争を勝ち抜いて新たな女王となる。問題が全て解決して落ち着いたと思ったら、勇者レオナルトから告白された。
レオナルトに告白されるまで、彼が好きだということを自覚していなかった。告白をされ、自らを振り返ってようやく自分がレオナルトを好きだということを自覚した。
レオナルトの告白を受け入れて、理想の結婚式を行った。
子供を生んで青年になった息子に、早々に王権を継承。自由になって、レオナルトと一緒に楽しい人生を送った。
【シルヴィア】
第二王女のナディーヌを護衛するために、お供をしていた女兵士。
戦いだけではなく、王女の身の回りのお世話なども担当していた。
魔王との戦いに参加して、後方から色々と支援した。
【パスクオラル】
第二王女のナディーヌを護衛するために、お供をしていた魔法使い。
実力は高く、実戦と研究をバランス良くこなす事が出来る。
少食である。
魔王との戦いに参加して、後方から色々と支援した。
*********小説設定・名称*********
・真っ白な空間
ひと目見て、天国と思うような場所。
リヒトは以前、こんなふうな真っ白な空間を見たことがあるような気がした。
・ヴィシューパ国
主人公が生まれた国の名前。
魔王が放ったモンスターたちに襲われて、多くの被害に遭う。
魔王戦後、混乱していた国をナディーヌが収めた。そして、彼女が新たな女王として君臨する。
ナディーヌと彼の息子の治世によって、ヴィシューパ国は大きく栄えていった。
・オプスクの森
魔王を打ち倒すための武器を手に入れることができる場所、という予言された森。
そこには強敵モンスターがウジャウジャと生息している。並の戦士ならば、一歩足を踏み入れると生きて帰ることは不可能と言われているような危険な場所でもある。
魔王が消滅した後、生息するモンスターは弱体化した。
女王ナディーヌによって、不用意に近付くことを禁ずるという布告が出された。その結果、オプスクの森は聖域と呼ばれる場所となった。
・リヒトがナディーヌに贈った教本
王家の秘宝。その本に書かれている文字は、誰にも読めない特殊なものだった。しかし、非常に精巧な絵が書かれていて、戦いに関する内容だということは理解できる。
女王ナディーヌが翻訳したものもあるが、一部だけ。全体の内容についての詳細は、明らかになっていない。作者についても不明のまま。
・リヒトがナディーヌに贈った儀礼用の剣
実践用のものではなく、儀礼用に特化したタイプの非常に高価な剣。王城に飾られていて、ナディーヌが大のお気に入りとして大切に保管されていた。
いつの間にか、この剣が魔王にとどめを刺した時に使用されたという逸話が広まる。『ヴィシューパの聖剣』と呼ばれるようになった。
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