第11話 1月11日。

親愛なる君へ。


こんばんは。


今日は彼とカラオケに行ってきました。

3時間のはずが1時間延長。

ちなみに、彼は3曲しか歌いませんでした。


でも、マンガを大人買いした彼は

マンガを読んだり、ゲームをしたりしていました。


4時間も歌いまくった私は、

すっきり。

(でも、本音を言えばあと2時間居たかった。笑)


その後、前に悩んで悩んで買わなかった香水を

買いました。

次にそのお店に行く時も欲しい気持ちが続いていたら、買うつもりでいたのでちょうど良かったです。


ちょっと前に買った、

ロクシタンの小さなものは飾りになっています。

でも、今回のものは彼もいい匂いがすると

言っているので、必ず使いたいと思います。


今回のものは甘すぎない、

ホワイトティーという香りです。


たまには、いい匂いのする人でいたい欲が

止まりません。


とはいえ「女」が漂うものではなく

ふわっとさりげなくいい匂いがするね、

という感じの香り。


こんな風にあれこれうるさい私の酔わない香水探しは、これからも続きます。笑



さて、君の今日はどんな1日でしたか?

ゆるく優しい1日を過ごせたでしょうか?


私は君の事を考えてみました。


朝はこのくらいに起きて、

今頃は家のことをしているのかな?とか。


私が昨日見た月を君も見ていたかな?とか。



そうそう!

私が何となく撮った月の写真を今朝になって

見てみました。

すると、月の左上に青い丸が一緒に写っていたんです。 


星?なのでしょうか。

ただの写真の写り具合なだけかもしれませんが。


「何となく」が素敵なものになった気がして

嬉しくなりました。


こんな風に「何となく」が素敵になる瞬間。

この積み重ねを幸せと呼ぶのかもしれませんね。


逆にお腹いっぱいなのに

「何となく」食べた最後の一口が

腹痛を呼び起こすこともあります。


「何となく」には幸せだけじゃなく

落とし穴もあることを忘れないように

しようと思いました。


何となく、何となく、何となく……。


そればっかりの

昨日今日の手紙でした。笑



最後にもう1つ。

今日も開いた尾崎世界観さんのエッセイ。

「何となく」背表紙を見たらKADOKAWAの本でした。笑


ある方のエッセイにてカクヨムを選んだ理由を答えた時の私のコメント。


出版社だからかもしれません。

でも、KADOKAWAの本って持っていません。

…って嘘でした。

ごめんなさい。



明日も君にとって、

ゆるく優しく楽しい1日になりますように。


また明日。


おやすみなさい。



…ちなみにお分かりだと思いますが、

「彼」とは息子のことです。


呼び方を変えるだけで、

ちょっぴり甘い感じを味わおうと試みてみました。笑










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