駆除

「怪獣ぅ?」

 人口三十万人以上という、インドネシアの中ではかなりの規模を誇る大都市にて。一人の中年警察官が眉を顰めながらそう言った。

 近年インドネシアでは日本の交番システムを手本にした、地域密着型の警察へと変化している最中にある。都市には交番が幾つも置かれ、彼はその一つに勤める身だ。そしてその交番内の人員では ― 彼含めて二人しか所属していないが ― 最も高い地位に就いている。

 尤も彼の勤務している区画は、都市の端に位置する住宅地。犯罪どころかケンカすら殆どない平和な地域で、もう昼過ぎを迎えた本日二〇四五年二月十日も落とし物が三つ届けられたのみ。警邏の時間を除けば、デスクワークだけで一日の仕事が終わりそうである。

 自分達が暇なのは良い事だと彼も思うが、毎日毎日事務仕事というのは飽きが来るもの。だらだら、とまではいかないにしても、彼は二十代という若い後輩警察官とお喋りに興じる事が日課になっていた。男と長話をする趣味もないので、一日十分程度だが。

 そんな今日の十分間のお喋りで出てきたのが、先の『怪獣』発言である。

「ええ。ボクの故郷の村で、そんなのが現れたってメールが先程来まして……」

「故郷って、確かお前マメア族だったか。こう言うのも失礼だが、あんな森の中でもスマホって通じるのか? 原生林だぞ?」

「通じますよ普通に。というか今時の通信技術なら、森とか関係なく何処でも通じるじゃないですか。ボクの故郷をどんな魔境と思っているんですか?」

「ははっ。まぁ、そうなんだがな……兎も角、その故郷の人達が怪獣云々言ってるのか?」

 後輩との話が脱線しそうになったと、彼は元の話題――――怪獣について改めて尋ねる。

 後輩は困ったように眉を顰めながら、こくりと頷いた。

「ええ、まぁ……ただメールしてきたのは村の子供からですし、そのメールも一度来たきりなんです。意味が分からなくて電話も掛けたのですが、誰も出なくて……」

「誰もって、子供以外にもか?」

「そうなんですよ、村に居る友人や自分の親も出なくて。というか全然通信がつながらないんです。村のスマホが全部一斉に故障しない限り、こんな事起こらない筈なのに……」

 後輩は淡々と語るが、身体はそわそわと動かしていた。

 どうせ子供のイタズラだ。怪獣なんて、そんなのは映画の中だけの話である。

 後輩もそう思っているようだが、村の人々と連絡が取れないのは何故なのか。後輩が語っていたように、現代の通信技術であれば、端末が故障でもしていない限り通信がつながらないなどあり得ない。偶々マメア族所有のスマホが全て一斉に故障したというのは、確率的にゼロではないが……自然な考え方ではないだろう。

 何か、村に事件が起きたのではないか。故郷がどうなったか知りたい――――後輩の気持ちは凡そこんなものかと彼は考える。故郷を思う気持ちは、ここ数年地元に帰る事が出来ていない彼にもよく分かった。

 幸いにして、今日も仕事は殆どない。

「……ま、暇だしな」

「え?」

「村まで見に行ってこい。市民から通報があったのに無視したら、色々バッシングされて面倒になるからな。んで、無用な心配をさせたガキに拳骨でも喰らわせとけ」

 彼が後輩にそう伝えると、後輩は一瞬呆けたような顔になる。されどすぐに彼の意図を察したようで、ぱぁっと明るい笑みを浮かべた。ぺこぺこと頭を下げながら、後輩は自分の荷物を手早く纏めていく。

 さて、間もなく彼一人になってしまう訳だが、今日中に後輩の分の仕事もやらねばなるまい。一人分として見れば大した仕事量ではないとはいえ、二人分を一人でやるのは中々大変だ。外から聞こえてきた飛行機の音に思考を邪魔されつつ、彼はこの後のスケジュールを考える。

 そう、暢気に考えていた。

 まるで、その夢心地の時間は終わりだと告げるかのように。

「お、お巡りさん! 大変だよぉ!」

 一人の老婆が、交番内に駆け込んできた。

 老婆が現れた時、彼と後輩はビクリと身体を震わせた。それは、勿論老婆が突然交番に駆け込んできたから、というのはある。しかしそれ以上に、老婆の鬼気迫る顔付きが彼等を驚かせた。

 老婆は息を切らし、今にも倒れそうだ。見た目から判断するに老婆の歳は七十代、或いは八十代ぐらいなのに、此処まで全力疾走してきたらしい。この歳だと、それこそ命に関わる暴挙だろう。

 その暴挙に出てでも、交番に駆け込もうとした。老婆の伝えたい事が、落とし物や道に迷った程度のものでないのは簡単に窺い知れる。

「おばあちゃん、落ち着いて。ほら、まずは椅子に座ろう」

 彼はゆっくりと話し掛け、一端落ち着くよう促す。しかし老婆は首を横に振り、それより私の話を聞けとばかりに口を開く。

「そ、空、空に、化け物が出たんだ!」

 そして、警察官二人にそう告げた。

 最初、彼は老婆の言い分が理解出来なかった。家で映画でも見ながらうたた寝して、起きた時に見た映像を現実と勘違いしたのだろうか?

 きっとそうだ。心の中で彼はそう思った。しかし無意識の領域では違っていたらしく、彼はくるりと後輩の方へと振り返る。

 後輩は、顔面を青くしながら震えていた。

 ……老婆は『化け物』と言った。化け物というのはどんな存在かと問われれば、異常な生物と大半の人は答えるだろう。例えば体長百メートルの恐竜とか。

 それは『怪獣』と何が違う?

 何も違わない。怪獣マニアみたいな偏屈を除けば、怪獣と化け物に差なんて付けないのだ。

 怪獣に襲われたというメール。化け物が現れたという通報。二つを別物と考えるのは、いくらなんでも間抜けが過ぎる。

「……おばあちゃん、化け物は何処に現れたんだい?」

「そ、空だよ……空を、この近くの空を飛んで、えほっ、けほっ!」

「分かった。空だね。見てこよう。おばあちゃんは休んでいて」

 老婆を椅子に座らせた彼は、後輩に老婆を任せ、自身は交番の外へと出る。次いで空と周りを見渡した。

 彼が務める交番は住宅地にある。都市部といっても何処もかしこもビルが生えている訳ではなく、むしろそうした発展を遂げているのは大きな駅がある中心部だけ。郊外では一軒家やボロアパートが建ち並び、古びた道路の端には逞しい雑草がちらほら生えている。そんな町中を、この時間帯なら住人が数多く行き来しているだろう。

 交番に勤めている彼は、この地域の『普段』の姿を知っていた。されど今、この場に彼の知る『普段』は何処にもない。

 交番前の道では、たくさんの人が足を止めていた。誰もがざわざわと話し合い、スマホを見せ合っている。不安そうだったり、はしゃいでいたり、反応は千差万別だ。

「す、すみません。何か、あったのですか?」

 困惑しながら、彼は交番近くに居た若い女性二人組に話し掛けた。女性達は一瞬警戒したように顔を強張らせたものの、制服を着ている彼が警察官と分かったのだろう。笑顔で教えてくれる。

「なんか、今空を物凄い速さで動物が飛んでいって」

「動物じゃないよ、虫だよー。日本の映画に出てくる『怪獣』みたいだったよね」

「あんた怪獣好きよねぇ……なんだっけ、ゴジョラ?」

「名前微妙に違うし、あとそいつは恐竜みたいな奴だし。まぁ、虫の怪獣はあの映画にも出てたけど」

 女性達はわいわいと話し、彼は二人の会話で身体が強張る。

 どうやら怪獣化け物が出たというのは本当らしい。

 老婆の言葉が真実だと確信する。同時に、後輩が暮らしていた村でも、大勢の村人と連絡不能になる『何か』が起きたのだと察した。後輩の出立が間に合わなかったのは幸か不幸か……しかしそれを考えている暇はない。

 キィィンッ、という飛行機の音が聞こえてきたからだ。

「あ、!」

 その音に反応して、若い女性の一人が空を指差しながら大声で伝えてくる。

 彼は女性が指し示した、飛行機の音が聞こえてくる空を見遣った。次いで、腰が抜けなかったのが不思議なぐらい驚く。

 地上から百数十メートルほどの高さを飛んでいるのは、巨大な『蛾』だった。

 大きいといっても十センチもあるという話ではない――――体長は推定五十メートル。広げている四枚の翅はどれも身体より大きく、広げた幅は縦横共に百メートルを超えているだろう。全身が濃い緑色をしていて、まるで植物のような色合いであるが、姿形は間違いなく虫だ。脚は飛ぶ上で邪魔にならないようにするためか、折り畳んで胴体に付けた状態にある。お腹が大きく膨らんでいて、卵を抱えた雌のようにも見えた。

 一介の警察官に過ぎない彼は、生物学にさして明るくない。しかしそれでも、昆虫など骨のない生物があまり巨大化出来ない事は知っていた。どれぐらいが限界だとか、何故大きくなれないのかは分からないが、五十メートルという巨躯が『あり得ない』のは理解出来る。

 更にもう一つあり得ない事がある。

 飛行速度だ。巨大な蛾は、まるで飛行機のような猛スピードで彼の頭上を通り過ぎたのである。それも耳が痛くなるほど甲高い、飛行機とよく似た音を奏でながら。巨大な翅は殆ど動かしておらず、少なくとも羽ばたきで浮力と推進力を得ている訳ではないらしい。

 何がなんだか分からない。分からないが、絶対ろくなもんじゃない。万一市街地に降り立とうものなら、それだけで大きな被害が出るだろう。

 市民生活を守るのが警察の仕事だ。彼はその職務を果たすべく、頭を働かせる。まずは此処に居る人達を安全な場所に避難させよう。しかしあの巨大生物から身を守れる安全な場所とは……

 しばし考え込む中で、ふと交番に居る老婆について思い出す。彼女は酷く不安がっていたので、自宅まで送っていく方が良いだろう。

「すみません、今戻りました。確かに、虫の化け物が出たみたいですね」

「そ、そうだろう! わたしゃ、どうしたら……」

「ご自宅までお送りしましょう。何をするにしても、家族と一緒が良い」

「あ、ああ。そうだねぇ……息子夫婦がいるし、家に帰りたいよ……」

「分かりました……すまないが、この人を自宅まで送ってくれないか。俺は上に掛け合って、今後の方針を確認したい」

「……分かりました」

 彼が指示を出すと、後輩は少し迷いながらも受け入れた。故郷を想う後輩の不安はとても大きくなっている筈だが、それでも警察官としての仕事を優先したのだろう。

 後輩は老婆の手を掴み、立ち上がった老婆と共にゆっくり交番の外に出る。息を整えた老婆の歩みは歳の割にはしっかりしたもので、あれなら無事に家まで辿り着くだろうと彼を安堵させた。

「ひっ! ま、また出た!」

 ……老婆の悲鳴が聞こえたのは、それから間もなくだったが。

 彼は念のため交番の外に顔を出す。すると腰を抜かしたようにへたり込む老婆と、その老婆を立ち上がらせようとする後輩……そして大空には、先の巨大な蛾が自分達の方へと来るように飛んでいた。

 何度見ても大きい。飛行機のような音にも異質さを感じ、ぞわぞわとした悪寒を覚えてしまう。しかし二度目の目撃であれば、精神的ショックは一度目よりもずっと小さい。

 そもそも、あの巨大な蛾はただ飛んでいるだけだ。地上に降りてきたら被害が出ると考えたが、しかし逆に言えば、降りてこなければなんの被害も出ない。精々飛行機のように五月蝿いぐらいか。警戒はすべきだが、恐れる必要はない――――

 まるでその考えを否定するかのように、巨大な蛾は『行動』を起こす。

 巨大な蛾は、腹から黄色い『煙』を出し始めたのだ。生物としてあまりにも奇怪な行動に、外に居た誰もが呆けたように空を見つめる。彼も思わずぼんやりと巨大な蛾を眺めてしまう。

 蛾の腹から放出された煙は、薄まりながら広範囲に広がり、そして地上に落ちてくる。量は凄まじいものがあり、いくらその腹が大きく膨らんでいたとはいえ、一体何処にしまっていたのかと疑問に思うほど。彼の直感だが、このままあの蛾が煙を出し続けながら前進すれば、交番一帯は黄色い煙に飲み込まれるだろう。

 煙がどんなものか、彼には分からない。しかし何か、見覚えがあるような気がした。

 確か、テレビで見た。アメリカの農場で、飛行機からばら撒かれる……

「に、逃げろ!? みんな逃げろォ!」

 気付けば彼は、無意識に叫んでいた。

 殆どの人々はキョトンとしていた。巨大な蛾の撒き散らした煙が何か分からず、戸惑っていたのだろう。しかし逃げろと、危険だと言われて、確かにそうかも知れないと思い至ったに違いない。疎らに、だけど全員が煙から逃げるように走り出す。

 走り出さなかったのは、腰が抜けてしまった老婆と、その老婆を立ち上がらせようとする後輩だけだった。

「おい! 早く逃げろ!」

「は、はい! ほら、おんぶするから諦めないで!」

 彼は十数メートルと離れた後輩に、逃げるよう大声で促す。後輩は老婆をおんぶし、一緒に逃げようとした……が、空から降ってきた黄色い煙が二人を包み込む方が早い。

 煙は空高くから降りる中で、随分と薄くなっていた。後輩と老婆の姿は煙に包まれてもよく見える。一足先に蛾の進路から退避していた彼の下に煙は届かず、彼は足を止めて二人の無事を確かめようとした。

 しかし声を掛ける前に、後輩は倒れた。老婆も投げ出されるように地面に転がる。

 続いて二人はのたうち、数秒と経たずに動かなくなった。何が起きたのか、煙から逃れた彼には分からない。されど若い後輩どころか、年老いた老婆すら釣り上げられた魚のように暴れたのだ。相当の、この世のものとは思えない苦痛があった筈である。

 そして動かなくなった二人の姿から、彼は確信した。

 巨大な蛾が散布していたのは、『毒ガス』だ。まるで害虫を殺すためにばら撒かれる農薬のように、人間を殺すために撒かれた有害なガス。成分は不明だが、非常に強力なものらしい。

「……クソ!」

 悪態を吐き、しかし彼は後輩達の下には駆け寄らない。薄くなった煙でも、吸い込めば一瞬でのだ。ガスマスクのような装備なしで突っ込んでも犬死にするだけ。

 それに、町にはまだ大勢の人々が居る。『町のお巡りさん』である彼には、より多くの人々の安全を守るという責務があるのだ。

「みんな煙から離れろ! 吸うな! 吸い込んだら死ぬぞ!」

 必死に訴えながら、彼は人々に煙の危険を周知する。警察官からの警告というのもあってか、黄色い煙を前にした人々はパニック状態で逃げ出した。

 彼も勿論走って煙から逃げる。それも巨大な蛾の飛ぶ方向と直角だと思われる進路を取って。市民のために身体を張るつもりではいるが、むざむざ死ぬ気はない。煙を形成している粒子は軽いものなのか中々の速さで拡散しているが、今日は幸運にも無風状態。日頃から鍛えている彼ならば、走れば煙から逃げるのは難しくなかった。

 遠くへ遠くへ、兎に角市民達を安全な場所へ。彼は危険を訴え続け、微力ながら人々を助けようとした。

 その彼の後ろを、巨大な蛾が通り過ぎる。

 彼のすぐ後ろに、また煙が降ってくる。彼よりも足の遅かった子供がばたりと倒れ、子供に駆け寄る母親がひっくり返った。老人が泡を吹き、肥えた男がのたうち回り、痩せた女性が失禁し……地獄絵図が彼の後ろで繰り広げられる。助けたいのに助けられない事に、涙が出てきた。

 悔しさの余り、彼は背後に広がる大空へと振り返る。もう何度目かも分からない、彼の後ろを横切るように飛ぶ巨大な蛾の姿を目の当たりにした。

 直後、彼は大きくその目を見開き、絶望に震える。

 巨大な蛾が、

 このままでは毒ガスに巻き込まれる……彼が気付いた事は、そんな些末なものではない。彼は逃げるため蛾の飛行方向とは直角に走っているのに、蛾との距離が縮まっているのだ。つまり巨大な蛾は、正確には横方向に飛んでいるのではない。

 円を描いているのだ。毒ガスをばら撒きながら、段々とその半径を狭めつつ。

 もしも毒ガスが途切れず、延々と撒かれていたなら? それも交番がある都市の端っこ……外側から始まっていたなら? 考えるまでもない。毒ガスは既に都市の周りを包囲し、逃げ場などなくなっている。頑張って逃げても都市中心に集まるしかなく、最後は真ん中に毒ガスを一振りすれば纏めてあの世行きだ。

 奴は人間を一人たりとも逃がさず、全員殺すつもりらしい。

「……は、はは、はははっ!」

 気付いてしまった彼は足を止め、笑った。くるりと振り返り、今まで背を向けていた空と正面から向き合う。

 そして腰のホルスターにある拳銃を取り出し、空に向けて構えた。

 銃を使えば、あの蛾の化け物を止められるか? 無理だと彼は考える。彼が装備している拳銃の加害射程 ― 当たれば人間を殺傷出来る距離 ― は精々五十メートルしかない。仮に真下から撃ったとしても、蛾との距離は高度である百数十メートルも離れている。弾丸が届くかどうかすら怪しく、命中したところで掠り傷を負わせるのが精々だろう。ましてや飛行機染みた速さで飛んでいる相手だ。いくら巨体とはいえ、当てる事がそもそも難しい。

 それでも、もしかすると風とかの影響で届いて、奇跡的に当たり所が良くて、なんだか分からないが倒せるかも知れない。万に一つ、億に一つだとしても、可能性はゼロではない。

 だから彼は、頭上を通り過ぎようとした蛾に向けて、撃てるだけ銃弾を放った。

 ……蛾は平然と飛んでいた。弾が当たったのかどうかすら分からない。

 棒立ちする彼に、空から黄色い煙が降ってくる。息をしていた彼は、次の瞬間苦しさを覚えた。何度息を吸い込んでも、まるで酸素が入ってこない。喉を掻き毟り、足に力が入らなくなった結果ひっくり返り、数秒と経たずに意識が遠退く。

「ご、ぼ、ぼ」

 やがて顔どころか全身を赤色に染め上げた彼は、掠れた断末魔と共に失神。そのまま二度と目覚める事はない。

 この都市に暮らす三十万以上の人々が辿る未来を、一足早く、彼は味わう事となった。

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