ソフィアお嬢様の望み 8

◆◆◆お詫び◆◆◆

3日前に投稿する予定だったこの話を投稿し忘れたため、14日の20時~15日の2時のあいだ、1話抜けて『悪役令嬢の執事様1』だけを投稿していました。

申し訳ありません。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆



 更に数週間が過ぎ、今年もまたランスロット殿下の誕生パーティーが迫ってきた。

 王族のパーティーとはいえ、アルフォース殿下や国王陛下もパーティーを開いている。ゆえに、そのたびに貴族全てが参加という訳ではない。

 だが王族は大半は参加だし、今年はいままで表舞台に姿を見せなかったフォルシーニア殿下が参加するとの噂もあって、とくに注目されている。


 ゆえにハロルド皇子殿下やシャルロッテ皇女殿下が参加するのは必然だ。

 そのうえで、ハロルド皇子殿下のパートナーは妹であるシャルロッテ皇女殿下。そしてそれぞれの案内役にソフィアお嬢様と俺が指名されている。


 ただし、これは何処かに公表する類いの取り決めではない。つまり国中の有力貴族が、ハロルド皇子殿下がソフィアお嬢様を伴っているように思う訳だ。


 このパーティーが終われば、ソフィアお嬢様がハロルド皇子殿下の婚約者候補であるという認識が取り返しのつかないレベルで広がってしまうだろう。

 そんな状態で迎えたパーティー当日の朝。


「シリル、おまえには失望した」


 部屋で試作デバイスの最終調整をおこなっていた俺のもとにやってきたアーネスト坊ちゃんがそんな言葉を口にした。


「おまえは、ソフィアを護ると言ったのではなかったのか?」

「たしかにそう申しました」

「ならばこの状況でなぜ動かない。このままでは、ソフィアがハロルド皇子殿下の婚約者に選ばれたと誰もが思うだろう。そうなってからでは手遅れになるのだぞ?」

「おっしゃるとおりですね」


 誰もが婚約者候補だと認識したとしても、その後に否定することは可能だ。

 だが、前世の世界のように情報のネットワークが発展している訳ではない。あくまで人伝に伝言ゲームのように広がっていくことが想定される。


 噂の流し方を誤れば、ソフィアお嬢様がハロルド皇子殿下に婚約を破棄されたという噂になりかねない。ゆえに、アーネスト坊ちゃんが危機感を抱くのは当然と言えるだろう。


「俺は、ソフィアがなぜ案内役を断らなかったのか、ずっと考えていた」

「ソフィアお嬢様はフレイムフィールド皇国との関係を重視したのではありませんか?」

「むろんそれもあるだろう。だが……」


 アーネスト坊ちゃんの瞳が俺を捉えた。その視線の意味がなにを物語っているのか分からない訳じゃない。だが、それでも、俺はその視線に無言をもって応じる。


「もしかしたら、あいつは自分でも気付いていないだけかも知れないとも思った。だが、そうじゃない。ソフィアは、おまえを信じている。なのに――」


 アーネスト坊ちゃんが彼我の距離を詰めて俺の襟首を掴んだ。首が圧迫されるが、俺は抵抗せずに、甘んじてその行為を受け入れる。


「なのに、おまえはなぜ動かない!? たとえ力及ばずとも、ソフィアのために出来ることをするべきだ。おまえは、ソフィアの専属執事だろうっ!」


 ……意外だった。アーネスト坊ちゃんは、俺をソフィアお嬢様から遠ざけようとしているのだと思っていたのに。


 手段を選ばないというのなら、アーネスト坊ちゃんだってソフィアお嬢様の婚約を潰す方法はあるはずだ。ゆえに、それを実行に移すだけなら俺に詰め寄る必要はない。

 いま彼が怒っているのは、俺に期待していたからに他ならない。


「……大丈夫ですよ」


 アーネスト坊ちゃんの視線をまっすぐに受け止める。その強い意志を秘めたアメシストの瞳は、ソフィアお嬢様に良く似ている。


「私はソフィアお嬢様の専属執事。決して、お嬢様を悲しませるような真似はいたしません」

「……おまえは、この状況に及んでも、ソフィアを護れると言い張るのか?」


 アーネスト坊ちゃんの問いに首を横に振る。これで一体何度目だろうか? なぜ誰も彼もが揃ってそこを誤解するのか、まったくもって不思議でしょうがない。


「ソフィアお嬢様だけではありません。私が護るのはソフィアお嬢様の護りたいもの全て。全部纏めて護ってご覧に入れましょう」

「……全部、だと? そんなこと、出来るはずがない」

「いいえ、可能です」


 もちろん、不可能なときだってあるだろう。いつか失敗して、おまえには失望したと言われる日が来るかもしれない。だが、それは今回じゃない。


「おまえは……なんだ? なにを考えている?」

「私はソフィアお嬢様の専属執事。考えているのはソフィアお嬢様の幸せでございます」



     ◆◆◆



 ランスロットの十四歳を祝う誕生パーティー。

 王城にあるパーティー会場はシャンデリアの魔導具からあふれる光に照らされ、この国で一番のオーケストラによる音楽で満たされている。


 シャンデリアの光はいつになく美しく、オーケストラの奏でる音楽も綺麗に響き渡っている。それは周囲の雰囲気がそうさせている訳ではなく、事実としていつもより優れている。

 シリルがシャルロッテとの共同開発で作った魔導具による効果である。


 まずは演奏の音を反響させている魔導具。こちらは演奏に適した会場が存在するので、その形を魔導具で疑似的に再現しているという説明はランスロットにも理解できた。


 だが、シャンデリアの明かりは赤、青、緑の三色から構成されている。それを聞かされたランスロットは、どれだけ派手なライトを作るつもりだと眉をしかめた。

 けれど、そこからあふれるのは純白の光だった。


 三色を合わせると白くなるという発想からして理解が出来ない。色というのは混ぜれば混ぜるほど黒くなるのが普通のはずだ。だが、事実としてその光は白く、しかもそれぞれの光の強さを調整することで、光の色を自在に変えることが出来るらしい。


(本来の目的を隠すために作ったモノでこれとはな)


 ランスロットは参加者達に愛想笑いを返しながら独りごちた。

 パーティーの格がすなわち、主催者の格付けに繋がる。デビュタント――つまりは正式な社交界デビューがまだなランスロットだが、このパーティーのインパクトは強烈だろう。


(俺を王位に就かせることが目的ならまだ理解できるのだがな……)


 なにしろ、魔術大国であるフレイムフィールド皇国の皇族兄妹が揃って驚いていた。周囲はランスロットがこの魔導具をどうやって手に入れたのかという話題で持ちきりだ。

 ランスロットの評価は否応なく上がっている。


 だが、シリルの目的はソフィアの婚約を穏便に阻止することにある。その目的に文句を言うつもりはないが、周囲に及ぼす影響が大きすぎる。

 木を隠すために森を作ったようなものだ。どこの世界に、穏便にことを運ぶために、王太子の選定を左右するほどの発表をするヤツがいるというのか。


 シリルは一度、穏便という言葉の意味を辞書で調べるべきだろう。これではまるで、この国の行く末を左右することすら、シリルには造作もないことのようではないか。


(ないと言い切れぬのが恐ろしいところだな……)


 シリルは以前、アルフォースを叱咤し、正しく導くことで信頼を得た。続けて宮廷魔術師や宮廷薬師ですら救えなかったフォルシーニアの命を救って信頼を得た。


 そして今回、ランスロットは求心力を取り戻すことになるだろう。アルフォースがクレープを広めていたことで崩れかけていたバランスが元に戻ったのだ。

 しかも、彼はフォルを完全な意味で救う魔導具を開発してくれた。その目的がソフィアの婚約阻止だと分かっていても感謝せずにはいられない。


 それに――と、ランスロットは自分の父親、国王との会話を思い出す。

 シリルから完成した魔導具と共に、ある情報を受け取ったランスロットは、ソフィアがハロルドと婚約させられないよう、国王に交渉を持ちかけた。


 結果、国王は最初からそうなることを知っていたかのように応じた。一介の執事が国王の意に反して動き、国の行く末を左右するほどの提案をしたにもかかわらず、だ。


 一介の執事が国王に反旗を翻すなど予想できるはずがない。それなのに、国王はそれを当たり前のように受け入れ、王妃に至っては野望に近付いたと喜んでいた。

 なにが起きているのかまるで理解できない。第一王子の自分が蚊帳の外という異例の事態。


(だが、理解できずとも、任された役目は果たさねばならぬ)


 実のところ、シリルから追加の報酬が提示された。それはフラウの人形師が作ったという、戯曲のヒロインを演じたフォルの人形だ。

 非常に人気が高く、王族ですらなかなか手に入らない。そのフラウの人形師が作ったフォルの人形を、シリルがこの件の成功報酬として提示したのだ。

 ゆえに絶対に失敗は許されない。


 目的を果たすため、ランスロットはソフィアを探す。

 そうしてやってきたダンスホール。ソフィアとハロルドが、そしてシリルとはシャルロッテが踊っており、それを見た者達が隣国との明るい未来を噂している。


 他の者と挨拶をしているあいだに、ずいぶんと状況が進んでしまっている。この流れを断ち切るのはいましかない。

 シリルから託された役目を果たすため、ランスロットはソフィア達のもとへと歩き始めた。




 ――ランスロット殿下が向かったダンスホールには、注目されている二人組がもう一つ。

 ソフィア達の近くでは、シリルがシャルロッテと踊っていた。


 ちなみに、誘ったのはシリルだが、誘わせたのはシャルロッテである。

 この国では女性からダンスを誘うのははしたない行為とされているが、女性に恥をかかすのも殿方としては許されぬ行為とされる。ゆえに、ダンスを誘うように仕向けてくるシャルロッテの誘い受けをシリルは無視できなかったのだ。


「シリルはダンスも上手なのね」

「私はソフィアお嬢様の教育係も兼ねておりますので」

「あら、このような状況で他の女性の話をするのはマナー違反じゃないかしら?」

「ご容赦ください。私は、ソフィアお嬢様の専属執事ですので」


 マナー違反だろうがなんだろうが、ソフィアの専属であることが第一だと牽制する。そんなシリルにシャルロッテは少しだけ不満気な顔をした。


「そんなことを言っていられるのもいまだけよ。見なさい。貴方のお嬢様がお兄様とダンスを踊っているわ。周囲の者達も、あの二人が婚約すると思っているでしょうね」

「ですが、それはお嬢様の望みではありません」

「望んでいないからと言って、貴族としての誇りを持つ彼女が断れるのかしら?」


 ノブレス・オブリージュという言葉がある。

 高貴なる者の義務。

 つまりは身分がある者には相応の責任があるという意味だ。


 侯爵家の娘として生を享け、貴族としての優雅な生活を送っているソフィアには、その地位を守るための礎となる責任がある。

 親や国王が決めた政略結婚を断るなど許されない。


「周囲の者達のあいだでは既成事実となり始めている。お兄様がその流れを見逃すことはないわ。あの調子なら、すぐにでも求婚してしまうでしょうね」


 いますぐにでも、止めなければ手遅れになってしまう。考えている時間はあまりないと、シャルロッテがプレッシャーを掛ける。


「魔力を放出する技術を後回しにされたのは気に入りませんが、貴方はこの短期間で新しい魔導具を二つも作ってしまった。貴方は百年に一度……いいえ、歴代最高の魔術師ですわ」

「私には過ぎた評価です。書物から学んだ技術を再現しただけですから」


 いままでのシャルロッテはその言葉を信じなかった。いや、いまでも信じた訳ではないだろう。だが、シャルロッテは否定せず、「だとしても――」と続けた。


「貴方が優れた魔術師であることに変わりありませんわ。だから、あたしの元に来なさい。望むなら、貴方の妻になってあげてもよろしくてよ?」


 その言葉はダンスの音楽に掻き消され、シリルにしか聞こえなかった。だが、もし周囲に聞かれていたら会場は騒然となっていただろう。

 いくら実力主義のフレイムフィールド皇国とはいえ、王族が執事に求婚など前代未聞だ。


「シャルロッテ皇女殿下、いくらなんでも冗談が過ぎますよ」

「冗談なんかではありませんわ。貴方にはそれだけの価値があるもの。貴方があたしの夫としてフレイムフィールド皇国に来るのなら、兄様が彼女と結ばれる必要がなくなりますわね」

「そう言って、ハロルド皇子殿下を説得する、と?」

「ええ。兄様とあたしは協力関係にありますから。だから二人揃ってエフェニア国との関係を強化するよりも、どちらかは別の縁を結んだ方が有利になりますもの」


 実のところ、これは嘘だ。

 シリルもソフィアも同じくらい、フレイムフィールド皇国から評価を得ている。シャルロッテとしても、可能であれば二人とも手に入れたいと願っている。だが、どちらか一人だけでも手に入れなくてはいけない――というのはシャルロッテとハロルドの共通認識である。


「だから、もう一度だけ言うわ。シリル、あたしの夫として皇国に来なさい」


 ソフィアと同じアメシストの瞳が、まっすぐにシリルの瞳を見つめた。




 その頃、ソフィアもまたハロルドに誘われてダンスを踊っていた。そしてこれは会場入りした二人にとってのファーストダンスである。

 つまり、本来はハロルドがパートナーと踊るファーストダンスにソフィアが誘われた。

 ハロルドとシャルロッテがパートナーとして出席をしたのは形式的なもので、ハロルドはソフィアを実質的なパートナーとして見ている、と言うことに他ならない。


 実際、周囲からはエフェニア国とフレイムフィールド皇国の未来は安泰だという声まで聞こえてくる。ソフィアとハロルドの婚約が既成事実となりつつあるのだ。


「ソフィア嬢はダンスがとても上手なんだな」

「そう思っていただけたのなら、それはシリルに毎日教えてもらっているおかげですね」


 シャンデリアの明かりを浴びながら、優雅に踊るソフィアが微笑んだ。それを見た周囲の者達はハロルドに笑いかけたのだと思っただろう。

 だがハロルドは、それが自分に向けられた笑みでないことを理解する。いや、この数週間で既に理解していた事実を再確認させられたと言うべきだろう。


 この国に来たハロルドの目的は二つ。

 両国の関係強化と、シリルという特異な魔術師を手に入れることである。


 ゆえにソフィアを案内役に指名した。聖女とまで噂されるお嬢様であり、シリルの主でもある。ソフィアを手に入れれば、両方の目的が果たされると判断したからだ。


 そして案内役としての彼女と過ごす上で確信した。聖女と噂されるのは伊達じゃない。彼女の存在こそが、ハロルドはむろん、皇国の行く末すらも左右する。

 ゆえに、彼女の心がどこにあろうとも、彼女を逃す訳にはいかない。


「ソフィア嬢、本音で話そう。俺もおまえも自由に生きることは許されぬ身だ。ゆえに、おまえの想いが成就することはないだろう」

「……だとしたらなんだというのですか?」


 されたくない指摘をされたはずなのに、ソフィアの表情はまるで変わらない。彼女がなにを考えているのか読み取れないが、ここで止まる訳にはいかない。


「俺との結婚を受け入れろ。その代償として、おまえのお気に入りである執事の同行を許可しよう。それがそなたにとっての唯一の幸せだろう」


 ソフィアとハロルドの婚約は、両国にとっての利益に繋がる。

 だが、そこにソフィアの利益は存在しない。だから、シリルを側に置くことを黙認する代わりに、政略結婚を受け入れろとハロルドが提案したのだ。


 少なくとも、ソフィアの意思を尊重した提案。

 ゆえに、ソフィアは踊りながらも少しだけ目を見張った。


「そなたが応じなければ、このダンスが終わった直後に求婚する。これだけの観衆がいる前で宣言すれば、もはや流れを止めることは叶わなくなるだろう」


 応じないのなら強攻策で行くという宣言だ。

 ランスロット殿下の祝いの席で、隣国の皇子が侯爵令嬢に求婚する。応じたのならとてもめでたいこととして、両国の関係は一層深まるだろう。

 だがもし拒絶すれば、両国の関係は険悪なものとなる。


 むろん、その場合は先走ったとしてハロルドも咎められることになるだろう。

 だが、ソフィアを案内役にというハロルドの要望に応じたのはエフェニア国側だ。国王がハロルドの申し出を受け、グレイブを通じてソフィアが応じた。

 世論として、責任があるのはエフェニア国と言うことになるだろう。侯爵令嬢としての義務を理解しているソフィアに、その選択は選べない。


 ソフィアの猶予は一気に失われた。残された時間は、このダンスが終わるまで。

 そして、そのダンスもまた、終盤にさしかかっている。


「さぁ、もうすぐ曲が終わる。その前に決断するべきだ。ソフィア嬢ならなにが最善か分かるだろう? 事実を受け入れ、俺の求婚に応じろ」


 ハロルドに詰め寄られながら、ソフィアは周囲へと意識を向けた。

 魔導具の明かりに等しく照らされたダンスホールは、等しく色あせて見える。だが、そんなダンスホールにおいて、まるでスポットライトで照らされているように輝く少年がいた。

 シャルロッテとダンスを踊っているシリルである。


 ソフィアが踊っている相手はハロルドで、シリルが踊っている相手はシャルロッテだ。だがソフィアは、まるで自分がシリルと踊っているような錯覚を抱いた。


 ハロルドをシリルと錯覚した、という意味ではない。いつか、シリルとヴァイオリンのデュエットを弾いたときのように、シリルの想いが手に取るように伝わってきたのだ。


 ずっと側にいますと、シリルの声が聞こえてくる。

 たとえ目の前にいなくとも、彼がなにを考えているのかが伝わってくる。どうすればハロルドのリードに合わせて優雅に踊れるかをシリルが導いてくれる。

 ソフィアはいまこの瞬間、シリルのリードで踊っている。


 彼のリードに合わせて優雅に、それでいて大きなステップを踏み始めた。まるで羽が生えたかのように軽やかに踊る、ソフィアのダンスに観客から溜め息が漏れる。


 それに戸惑ったのはハロルドだ。

 ソフィアはたしかにハロルドのリードに沿って踊っている。なのに、まるで、自分のリードが伝わっていないような焦燥感に囚われたからだ。


 ハロルドは今までの流れを断ち切るようにリードを変える。その瞬間、ソフィアはするりと彼の腕の中から抜け出した。

 シャンデリアの光を受けてキラキラと輝く髪がふわりと広がる。ダンスを中断したソフィアは穏やかに、けれど明確な意思を持ってハロルドを見つめ――


「「――お断りいたします」」


 二つの声が綺麗に重なり、ダンスホールに不思議と響き渡った。

 

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