それは短い恋だった。

陽夏

第1話

私の名前は遥香。

私が12歳(小学生6年生)の時その恋が始まった。

私にはよく遊ぶメンバー、イツメンがいた。

それは男女混合で仲がよかった。

しかし、卒業式を迎えたある日1人の男子が口を開き、

「俺、卒業したら引っ越すんだ。」

といった。

皆は驚き、動揺を隠せなかった。

卒業式までは残り2週間という短い時間だった。

1週間経ち、またイツメンで遊ぶ時があった。

その日は卒業式まで残り1週間。

皆で鬼ごっこをしよう!と言うので鬼ごっこをしていた。

範囲は公園全部と広く、私は逃げる側で引っ越してしまう彼は追いかける側だった。

その日ある出来事が起こった…。

私が逃げている所に彼が来た。

彼は足が速かったので逃げれるわけもなく呆気なく捕まってしまった。

私と彼は2人で公園に戻っていた時、彼が口を開いた。

「あのさ、俺…。」

「遥香のことが好きなんだ。引っ越しちゃうけど、付き合って欲しい。」

その言葉に私は驚き、悩んだ。

その場では答えが出せず、

「考えさせて欲しい。」

と言った。

数日後に私は返事をする。

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