エフゲニア・メドベージェワ×シューベルト詩
魔王がやってくる
夜の闇かきわけ
心を 奪いに
君は
奪われはしないだろうか
荒野に立つ1輪のばらよ
小川のせせらぎに
耳を澄ませて生きる
鱒が飛び跳ね 光る
身を守るのに4つのトゲ
魔王の娘が差し伸べた手を
突き刺して 叫んだ
楽興の歌を空に
即興の舞を地に
野ばらは摘まれない
野ばらは枯れない
菩提樹がしなり
冬が訪れても
未完の君は
聖母に抱かれ咲き誇る
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