刀太郎お伽噺について




 刀太郎お伽噺については現在四話目で更新が止まっているのですが。今回はこの作品について語ろうと思います。


 刀太郎お伽噺の制作コンセプトは「刀を携えた少年の物語を昔話風に語ること」です。

 私は今まで日本の昔話については常に煮え切らない印象を持っており、その中でも最も大きい理由が「○太郎って名前すごくダサいだろ」というモノでした。

 桃太郎や金太郎や浦島太郎なんて名前は、みんな全て読みたくなくなるような凄くダサイ名前じゃないかと子供のころの私はいつもいつも思っていた訳です。この不満は現在三話目と四話目に登場している私の分身である挫刹にも同じ言葉で言わせるのですが、昔話の主人公が桃や金や浦島ってどう考えてもカッコ良くない。だったらもっとカッコいい名前の○太郎を作り出してソイツを主人公にしてやろう。と思って名付けたのが刀太郎いう名前でした。それが刀太郎お伽噺を制作する一番強い動機だったのです。


 そして我ながら刀太郎という名前は物凄く気に入っている上出来なネーミングセンスだったと思います。どうせ刀を持つなら桃太郎より刀太郎のほうが遥かにカッコイイだろうと今も自画自賛しています。

 最初期のプロットでは刀太郎お伽噺の中で、桃太郎や金太郎など昔話で有名な人物たちもしっかりと登場させる予定でした。しかし、この案のままでも良かったのですが、どうも刀太郎と桃太郎を一緒に活動させても話の展開的に面白くできない予測を感じたのでこの案はボツにしました。桃太郎のお話に金太郎が登場しないように、刀太郎も桃太郎や金太郎や浦島太郎は登場させないほうがいいと結論付けて、独自の登場人物だけを登場させて刀太郎お伽噺は進行させていくつもりです。


 そこで肝心の更新日なのですが、どうも2021年の冬は年末年始の一話、二話の更新程度だけになると思います。刀太郎お伽噺のプロットは三章目あたりまで考えてあるのですが、どうも他に三作品ほど抱え込む予定ですので刀太郎お伽噺は後回しに考えています。

 本当なら別作品である「異世界ランキングの極意」よりもPVの受けが良好なようなので「異世界ランキングの極意」よりも優先してもいいのですが、どうもこの刀太郎お伽噺、性的な描写も加えようと思っているので、性的な描写を一切省く方向の「異世界ランキングの極意」を今は優先する事にしています。


 刀太郎お伽噺に性的な描写を加えようと思ったのは、この作品が和風ファンタジーなので和服を着るからですね。刀太郎と女の子が二人で一夜を共にして一線を超えた後のシーンは考えているのでこれは絶対に外せないと思い刀太郎お伽噺では、他の昔話同様、性的な描写を加える予定です。少年少女の二人旅と言ったらこれは絶対に外せない。私はよく特定の男女が性行為をすると妊娠ではなく女子の力が増すという設定を好んで使うのですが、この刀太郎お伽噺でも御多分に漏れず同じ仕組みを導入します。ファンタジーならやはり少年と少女が惹かれあって性行為をしたあとの結果は子を宿すのではなく力が高まるというのは現実でも実現してほしい現象ですので性描写のあるファンタジーであればこの設定は高確率で組み込むと思います。

 やはり男女が性行為をしてその結果が妊娠というのは女子にばかりあまりに負担が大きく、かつファンタジーの都合上、かなり動かしづらくなるので性行為はしても妊娠は避けたいというのが作者の本音です。女子の仕草で性行為をして身籠ってつわりがくるまでは煽情的で使えるのですが、それ以上の描写はあんまり作品として訴求力や魅力がなってしまうのが苦しい所です。

 

 おっと。性描写の話ばかりになってしまいましたが、刀太郎お伽噺では性描写よりも戦闘描写をメインに連載していきたいと思っています。一年前から私も使いだしている「つぶやきサイト」でも触れているのですが、刀太郎お伽噺の中では当然、刀太郎は名前の如く刀を握りそれを武器にします。そして様々な相手と戦闘を重ねていくのですが、刀太郎には後々仲間になる巫女がいて、その巫女は妖を使役します。巫女は巫女同士で戦闘する場合もあり、この時に妖対妖の戦闘が起きます。

 刀太郎お伽噺で描きたいのはまさにここで、刀太郎が刀で人間や仏や妖と戦う。巫女が妖を使って敵の妖と戦うという描写が刀太郎お伽噺でもっとも描きたい場面ですのでそこは注力していきたいと思っています(連載する機会があれば)。

 さらに戦闘描写では文章表現に「ある仕掛け」をしたいと思っていますので、気になる方がいらっしゃればまだ描くかどうかも分からない戦闘描写が描かれたときに通常の文章表現と見比べてみるといいかもしれません。


 基本的に刀太郎お伽噺も私の他の作品も、他の作者さまが書いた一般の市販作品(漫画、小説、映画含む)に大いに影響を受けている所がありますがそれをカクヨムさまで彰かにすることはありません。それは「つぶやきサイト」のほうでしかしないポリシーを私は持っていますので、気になる方は「つぶやきサイト」のほうでご確認ください。またこの方針は改めてこのエッセイの違うエピソードでより詳しく言及したいと思っていますので、気が向いたらこのエッセイの他のエピソードで語りたいと思います(同じ内容の文を二度繰り返すヤツ)


 刀太郎お伽噺は当分、次話更新がないと思いますのでここで大まかなプロットだけ書きたいと思いますが。


 刀太郎お伽噺は、

 刀太郎が旅立つ(序章)→地元の神宮に立ち寄る→大規模な戦闘(第一章)→目的の神宮に向かう(第二章)→目的の神宮に到着(襲撃される)→迎撃→遠くの大社に行く必要が出てきた(第三章)


 みたいな感じまでは取りあえず考えています。地元の神宮と目的の神宮と遠くの大社にはモデルの神宮や大社が実在していますが、その名前をカクヨムさまでは言及する事は今の所ありません。それも「つぶやきサイト」でしか今の所はしない方針をとっております。気になる方がいらっしゃいましたら「つぶやきサイト」で私のつぶやきをご参照ください。


刀太郎お伽噺については以上です。(投稿日2021/6/7)





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る