>諸君の姿そのものが、市民にとっての"モルト・アースヴィッツ"そのものであることを忘れてはならない。
本当にこれなんですよね。占領統治の難しさ、めちゃくちゃ感じます。学校か!と言いたくなるのもわかるんですが(笑)
キルギバートも複雑な立場ですね。でも大人だ~いいやつだ……。一般市民、まして子供には罪はありませんものね。
作者からの返信
丹羽夏子様
お読みくださりありがとうございます!
占領政策は戦記を書く上では避けて通れないですね。
いかにさらりと、しかし難しさをわかってもらえるか気を付けて描いたので、そのご感想は嬉しいですね!
キルギバートは月という荒涼とした大地で育ったので、正確に純朴さというか、根に素直さが出るやつだなと思います。
実直に、自分は仇のような存在にはなるまい、としている純粋なやつなんですが、彼は後に……おっとこれ以上は言えない。次回もお楽しみくださいませ!
先任軍曹がおばあちゃんを背負って道を渡っている写真を見たときのモブモルト軍人の顔が見てみたい……(笑)たまに出てくるこういう軍部の施策に対する皮肉たっぷりの、でもユーモア溢れる描写が好みです。
作者からの返信
柊キョウコ様
お読みくださりありがとうございます!
真面目さが引き起こす笑いが続いてます。
さて戦争による占領下の人々の姿は歴史の上で何度も繰り返されてきたものなのでいつか書こうと思っていた場面になります。堅苦しく書くのはあんまりよろしくないと苦辛しながら書いたので気に入っていただけたならばとても嬉しいです。どうもありがとうございます!