1ー6★サポーター
初仕事をしてから7日ほどが経過した。
仕事も慣れてきてステータスも大分更新できた。
最初はどうなるかと思ったら熟練度が1上がったらムーブも問題なく使えるようになった。
☆☆
アイテムボックス
521045YUN
アタル・ナカノ(37)
種族 →人間
職業 →冒険者[5]
体力 8/8(+18/18)
精神 2/2(+27/27)
力 2 (+11)
防御 4 (+16)
速度 5 (+12)
魔力 0/0(+0/0)
属性 ×
職業スキル
ボーナススキル
備考
☆☆
精神値も大きくなりムーブを複数回使えるようになって、生活にも手応えを感じ始めている。
住まいは相変わらずロスロー商会の宿泊所を利用している。
だが良いことばかりだけではなく困ったことも生じていた。
俺のレベルが未だに1のままなんだが…
日常生活的には全く不自由はないからいいんだけど…
本当はアイテムボックスをもっと大きくしてデポットをノルドに返した方がいいと最近、特に強く思うようになっていた。
それにはレベルを上げていかなくてはいけないのだけども…
俺なりにこの7日で色々と調べて分かったことがある。
レベルを上げるにはモンスターとの戦闘が最も手っ取り早いということだ。
そう思ってモルガンに相談してみると…
『デポットを返す期限ってあるのか?無いなら後でもいいんじゃねぇのか?』
『いや、無いですけど。出来るなら早く返した方がいいかなと…』
『レベルを上げるなら、一番は外のモンスターと戦うのが手っ取り早いと思うぞ。ただ何気なく外に出て簡単にモンスター倒せるかっていったら危険だぞ』
『ですよね。なにかいい方法はないですか?』
『戦士系ギルドにサポーターとして話しておいてやろうか?』
『サポーター?』
『要はパーティの雑用とかをやる役割だな。最初から簡単に出来るもんじゃないし、見て覚えて出来そうなら自分で仲間集めたりとかの方がいいんじゃねぇか』
『確かにそうかもしれないですね』
『ただ、今の仕事と比べると自分のペースでできねぇし、かなりハードな内容で報酬も安いぞ』
『今の仕事と両立って、できますか?』
『慣れるまでは朝から夜まで、ひたすらに働きづめになるぞ』
『それならお願いします』
『おうっ!分かった。んじゃ、今日これから話にいってきてやるよ』
『ありがとうございます』
どうやら話し合いの方は上手くいったように思う。
レベルが上がれば、アイテムボックスを増やすことも出来るし、スキルも使いやすくなるはずだ。
もう一段階上の生活も出来ると思う。
そのためには仲間とかも集める必要があるようで、どうやら課題はまだまだ山積みのようだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます