閉じる
表示設定
目次
「The Moon」
満ちてゆく月を見上げて
わたしはひとりなんだと思う
わたしは「彼」と二人なんだと思う
地に足を付け 天空を仰ぐ
わたしはこの場所から動けない
せめて この場所に立ち 空を見上げよう
月齢10.5
３日後には満月を迎える月よ
春霞が消えた空から
月の光が白い矢のように地上に降りそそぐ
月が語る真実
アルテミスの化身
剣を持つ女神
女司祭の持つ弓
神酒に満たされた盃
ヴェールの向こうに側に隠されたる者
わたしは 一体 何者であろう
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます