「4&6」

「4と6」

そう言ってから2つのサイコロを投げる

言った通りの目が出る確率はいったいどのくらいなのだろう?


今日は行き帰りの車の中で音楽もLBRPもかけなかった

何の音もないところで ただ「彼」に話しかけていた

思ったことを口に出し 感じたままを言葉にする

言葉が思考の連鎖を導くというのは初めての経験

運転しながら 思考だけを独立させて

思いが繋がるに任せ どんどん広げていく

こんな時間の過ごし方を忘れていた気がする

せっかく独り=「彼」と二人っきりになれる貴重な時間


今日の思考の発端は「ダガズ」

一日に1回 必ず 何の命もくださずルーンを引く瞬間がある

ただ無心に どんな結果が出ても受け入れようと思いながら

そうしてこの「ダガズ」を引きあてることが多い

サイクル・ルーンの最後

自己改革の過程における大きな変化

完璧な変化のタイミング

起こるべきことは起こるべくして起こっている

必要なときに必要なことが起こる

約束された運命の出来事であっても

そのなかにも選択の余地はある

起こったことから何を学ぶのか そのなかで何を選択するかは

わたしにかかっている

わたしの目の前には無数の扉がある

可能性という名の扉

開いているものもあれば 閉じているものもある

まだ現れていない扉も

どの扉の前に立つのか どの扉をくぐるのか

それはわたし自身に任されている

だから「あらかじめ定められた運命というものはない」のだと


正しい選択をするためには感情のレベルを一定に保つこと

何があっても 何が起こっても冷静でいること

無関心でいること 客観的にみて検証し見直すこと

それが「物事が自然に起こるのを許す気持ち」に繋がっていくのだろう


「許す」…「赦す」 難しいことだな

これがいまのわたしにかかる「浄化」なのだろうか

この件に関してルーンに問うと

「マンナズ」正位置 「ウンジョー」正位置 

「ナウシズ」正位置 「フェイヒュー」正位置 そして「ソウェイル」…

なぜこんなに陽の意味合いが強いルーンが連続するのだろう?

いつかと同じ感じ

去年の来月と同じ感じがする


明日は月齢12.8

明日は…


天空高く昇った月に重ねてみよう

わたしのこの想いを

満ちてゆく月にこの想いを重ねよう

「ここ」にいるわたしから

「向こう」にいる「彼」へ

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