「Sunrise」

静かな空に

初日が昇った

穏やかな空に

初日が昇った

水平線の向こうから

ゆっくり顔を出す

紅に染まった空に

薄雲をしたがえて

いつもよりゆっくり

いつもより堂々と

1年のうちでも

特別な1日の幕開けを告げた

静寂の中に音楽が聞こえる

風もないのに歌が聞こえる

同じ1日という時間なのに

まったく違う日々の連続

そのなかで

2度とめぐり来ぬ1日を告げた

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