面白い物語には5W1Hを明示することが大切…ではありますが

面白い物語を作るためには、5W1Hを明示することが大切なのだそうです。

もしかすると、この言葉自体は、皆さんにも馴染みがあるかもしれません。


ですが、この5W1H。実は2グループに分けられる。


おさらいですが、5W1Hとは以下のとおりです。

Who(誰が)

Where(どこで)

When(いつ)

What(何を(した?))

Why(なぜ)

How(どのように)


この内、WhyとHow以外は、一単語(ないし、超短文)で回答が用意できる。

例えば、


Who(誰が)→太郎くん

Where(どこで)→曲がり角で

When(いつ)→朝

What(何を(した?))→美少女とぶつかった


ですね。

この流れは、とても王道です。ラブコメの始まりとかにありそう。


個人的に、これら4つは「王道」を構成する要素だと思ってます。

一方で、WhyとHowは「伏線」を構成する要素なのでは?とも考えています。


なぜなら、WhyとHowはそこそこ長い文章で説明する必要があるためです。


Why(なぜ)→実は美少女が太郎と曲がり角でぶつかりたかったから。

How(どのように)→美少女はタイムリープ能力を持っていて、太郎がいつ曲がり角にくるか知っていた。


とまぁ、こんな感じ。


もちろん、WhyとHowを短く済ませることもできます。

けれど、ここが短ければ短いほど、「伏線」足りえない。物語としても、よくある話で終わってしまうのではないかな…と思う次第です。

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