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悪役みたいに書かれることもある六条御息所ですが、彼女を突き動かした本質は悪意と言うより恋するものの悲しみなのかもしれませんね。
でないといくら源ちゃんでも、奥さんを呪い殺した相手のためにこんなにも後悔なんてしないでしょうから( ω-、)
作者からの返信
無月さんのおっしゃるとおりですね。悪意ではないですね。
「愛憎」という言葉が彼女ほどあてはまる人もいないかもしれません。
すべては愛から始まり、終わりは哀でした。
源ちゃんも自分の行いが招いた悲劇ですからね。
六条御息所さまに対しても憎むのではなく、悪いことをしてしまったという後悔ばかりでしょうね。もちろん葵の上に対しても後悔ばかりでしょう。
まあ、今までちゃんと別れて来なかった源氏が、一応円満にお別れしたのですから、御息所さんのメンツも保たれ、もう生き霊となることもなく、良かったですね。
泣いて取り乱してぎゃあぎゃあ騒ぐことのない、大人な別れでした。
いや、当時の奥ゆかしい女性でそんな人はいないか💦
当時の女性たち、偉すぎる!💦
しかし、源氏はいつも未練たらたらですね💧
今回は御息所にとっては良かったのでしょうけど(^^;;
この別れを決断された御息所さんは最後まで大人の女性で偉かったと、改めて思いました。
源氏! お前がちゃんと別れようとして来なかったから、女性側がみんな精神的に大人にならなきゃいけなくなるんだぞー!📢
もしかして、ズルズルと引きずってしまってる当時の女性読者たちも、これを読んで決心したり、なんてこともあったかも知れないなぁ、と思いました。
作者からの返信
源ちゃんに「別れる」という選択肢はないですもんね。
「一度付き合ったらずーっとお付き合い💕」
通う頻度とかはまちまちだけど、どの子ともみんなお付き合い♬
源氏は楽しいかもしれませんが女性側にはさまざまな想いが募るでしょうね。
今回のお別れは「オトナの別れ方」でした。
女性のフォロワーさんが、
源ちゃんが「捨てないで」とすがってあげたから御息所はプライドを保ったまま源氏を振り切れることができたとコメントくださいました。
そうだとすると源ちゃんのメソメソ和歌もセルフ演出? とも思っちゃいます。
何にせよ秋の夜明けのしっとりとしたお別れでした。
なるほど、当時の読者さんたちにも!
「わたしも御息所さまみたいに断ち切るわ!」
なんて思った人もいたかもしれませんね。
これだけのベストセラーですから読者の生き方も変えているかもしれませんね。なるほど、かがみさんの視点新鮮です!!
ありがとうございます。