汚れていくわたし


わたしは何も知らなかった

それでもこの星はぐるぐる回ったし

置いてきぼりって自覚も無い

残酷な真実と直面する度

いい匂いをふわふわさせ

昏睡するよう眠りに落ちたかった

もうそのまま目覚めたくなかった

代わりなんていくらでもいるし

そこにいるのがわたしじゃなくてもいいなら

「おやすみ」

でも明日の朝は必ずやって来て

わたしはわたしの手で破壊しなくてはならなかった

そうさせたのはあなただ


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