椅子のように
まだ気付いていないのだろうか?
何もかもが壊れていくように
わたしの目には映るよ
白でも黒でもない景色の中に
埋没して
まるで感覚の無い人形のような自分を
そこへ設置する
時計の針は回り続けて
季節は繰り返し
いつか終わりが来るまで逃げられることはない
そしてわたしは椅子のようにただそこにいるだけ
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