少しずつ
少しずつ
壊されていく
少しずつ
殺されていく
雪が
そっと舞い落ちるように
わたしたちは
少しずつ
殺されて
そして
そのことに気付けない
雪は
降り続け
いつか全てを覆い尽くしてしまうのだろうか
後戻り出来ない場所へと
追いやるのだろうか
そしてその続きが展開されるだけ?
わたしたちは
少しずつ殺され
そしてコンビニのおいしいスイーツに舌鼓
殺されてしまった光り輝くもの
(それって一体、何だったっけ?)
思い出せない
初めて人を好きになった瞬間だとか
大切だった筈の記憶
少しずつ
殺されて
そして残ったものがこれだけなら
さよならかな?
それは普段、自分には言わない言葉だけれど
それによく似た行為が必要だと思った
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