ちょっと洞窟攻略してくる。

「うっし、洞窟もう一回行くか。」

そんなわけで、洞窟に来た。ここは前回来た洞窟だが、少し入っただけで、奥には入ってないから少し楽しみでもある。

早速洞窟の中に潜った。すると歓迎するかのようにコウモリがたくさん飛んできた。通り過ぎただけなので、ダメージはなかった。それから進んでいくと、黒紫色をしたスライムがいた。すぐに、剣を構え、戦闘態勢に入る。するとスライムは自分の体と同じ液体を俺に飛ばしてきた。

「うおっ!?痛っ!?」

よけたつもりが、少し肌にかかっていた。かかったところから針でチクチクされたような痛みが来る。

「くそっ、毒か・・・…あの色で予想はしていたが、こんな感じにダメージ食らうのか」

すぐさま、おれは反撃する。剣を高く振り上げ、スライムに向かって振り下ろす。

すると、攻撃は当たったもの、スライムが二つに分離した。

「な!?物理攻撃をするとふえるのか!?」

そのとき一瞬、俺はスライムに負けるのか?と思ってしまった。しかし、

「ん?こいつら増えたのは増えたが、小さくないか?」

さっき一体だけだったスライムは大きかったのだが、二体になった途端、さっきのスライムより二分の一小さくなった感じがした。

「もしかしたら、ある程度小さくなると、倒せるのか?」

そう思った俺は、もう一度片方のスライムに攻撃をした、するとスライムは増えることなく、消えた。

「なるほど、あの大きさなら、三回攻撃すれば倒せるのか!」

攻略方法を知ってしまえば、こっちのもんだ。

すぐに、残りのスライムも倒した。

「焦ったが、攻略方法を知れば、さほど難しくないな。」

そう言いながら俺は、洞窟の奥へと足を運んだ。途中、オオカミやスライムが出てきたが、もう倒し方を知っているため、そんな苦ではなかった。

洞窟に入って、10分は経過しただろうか。前に大きな扉があった。

「ここが恐らくこの洞窟のボスだな・・・」

ボスと考えたらちょっと難しく感じた。

「今日はここぐらいでやめにして、町の図書館とかで情報を集めてから挑もう。

「いや、全然怖いって訳じゃないが?ただ完全勝利したいだけだから?ぜ、全然怖くねぇからな!?ほんとうだからな!?」

そう言いながら、足早に町へと足を運びだした。

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