航海日誌ー宇宙はぼくらの為にある

猫3☆works リスッポ

第1話宇宙暦3029、9003295 記録

「侵入者アラート・対応を指示してください」

「侵入者アラート・対応を指示してください」

ブリッジに警報音か鳴り響きオレンジ色のモニターが乱立する、侵入位置、モニター画像、ダメージ表示が等が空中に乱立し訳が分からない。

「シラ!表示絞って!、俺たちリンク改造受けてないんだからな。」

「シラ指示確認、表示絞ります、艦長代理 芳原。」航行用の全方位モニターの他に侵入者対応モニターの3面を残して残りは全て消えた。

「良かったね、これで「しの」、の頭でも理解できるようになったね」

「煩いな、ミネットお前だって分かんないだろうが。」

「君たち、夫婦喧嘩している場合じゃ無いだろ、シラ、何番通路の閉鎖が可能か。」

「08-asd-9876通路が閉鎖に最適です」

「今の通路区画の閉鎖を指示、モニターに表示」

「ふ、夫婦じゃないよ!こんな野蛮な奴」

「俺だって嫌だぞ」

睨み合ってるおれたちは無視された。

「閉鎖指示確認、閉鎖完了しました、1区画を乗っ取られましたがダメージは軽微です 侵食率が65.89967%から65.89968%に変化しました、副艦長代理 イスパニア。」

俺たちブリッジに居た6人はため息をついた。

「シラ、通常監視に戻れ。」

「指示確認 副艦長代理 イスパニア。」


「君を艦長代理に登録したのは本当に間違いだよな、全く。」

「しょうがないだろ、俺が最初にシラを再起動しちまったんだから、お前が嫌がるからだよ。」

「電子脳の安全を確認しようとしてる間に再起動する奴が普通イカれてる。」

「でもなんとも無いじゃん。」

「それは結果論だと言っている。」

「まあまあ、二人とも朝ごはんにしない。」

そうして俺たちの日常がまた始まった。

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