ステータス(仮題)

fantom

序章

創造

 紀元前163万4192年。


 毛むくじゃらの、二足歩行の生物が立ち止まって何かを見ている。


 その”何か”はあまりにも眩しく、まるで空に浮かぶあの太陽のようだとその生物は思った。


 試しに近くの小石を投げてみる。


 ”ゴツッ”と音がした。


 するとその”何か”はゆっくりと動き出した。その生物は”何か”を生物として認識した。


 「P&*ぬ$ℌℚ@!」

 

 その生物は”何か”とコンタクトをとろうと試みる。そして”何か”もそれに応えようとする。


 「こんにちは。はじめまして、私の××××。」


 その生物は”何か”の発する音を聞き取ることはできた。だが、果たしてそれが何を意味するのかは理解できなかった。


 「私は世界を×××××。」


 そういった直後、”何か”がその生物に近づいた。すると次の瞬間、”何か”はその生物に吸い込まれるようにその生物とくっつき、実際に吸い込まれた。


 ?


 吸い込まれに行った。


 その生物は驚いた。そして引きはがそうともがく。しかし”何か”は、実体を持たず、引きはがそうとするその生物の手は空を切る。


 しばらくしてその生物はもがくのも無駄だと気付き、その場に寝ころび、四肢を広げた。


 ”何か”は完全にその生物と一体化した。


 その生物はだんだんと意識が遠のいていくのをかんjぃt・・・


 

 しばらくしてその生物は目を覚ました。


 その生物は”何か”に会ってから意識を失う前の記憶を失っていた。


 自分は寝てしまっていたのかとその生物は右目をこする。すると、視界の右上に見慣れないものを見つける。


 その生物はそれをつかもうと手を伸ばすが、それに実体はなく、手は空を切る。

 

 だが、今回は音がした。


 「ピロリン。」


 そしてその生物の眼にはこんなものが映った。


 ××××

攻撃力:100 防御力:100 

素早さ:100 知力:100  

運:100

特技:狩り

性格:穏やか                               

職業: -

成長段階:発展途上


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