引きこもりだった僕に起こったかけがえのない時間

耕史郎

第1話 初めまして

もうひとつエッセイというか日記のようなものも書いているのですが、こちらは自立支援施設で起こったことなどを書ければよいなと思っています。


自分が自立支援施設に通っていたのは累計で4年ぐらいになるのかな。自立支援施設というのは、引きこもりの人達を社会復帰に向けて支援していく施設なのですが、自分が通っていたのは寮みたいな場所で、それこそ中で自立へ向けたプログラムが組まれていて、実際の仕事の現場を体験出来たり、みんなで旅行に行ったり、焼き鳥を焼いたり、海に行ったり、ソフトボールしたりとか。まだまだあるのですがとにかくいろいろ経験出来たわけです。


『事実は小説より奇なり』じゃないですが、今振り返るとここでの出来事、経験、体験すべてが本当に楽しく、不思議で、そして充実していました。自分は諸事情でこの寮から出ることになってしまったのですが、正直な話出た直後しばらく落ち込んでいました。


ここでのことを覚えている限り書き記しておこう、そう思いこうやって書いているという訳です。時系列とかは今の所ばらばらで、その時思い出したことや感じたことを書いていこうかなと思います。


守秘義務みたいなものはあるのかな、分からないけれど(苦笑)書ける範囲で書いてみます。

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