13.大空ラプソディー

澄み渡る青空仰いで

今日も背伸びしてまたあくび

風は始まりの朝から

終わりの夜へと僕を運ぶよ


3,2,1で空に飛び立つ

あの鳥に憧れて

憂鬱を飼い慣らしたんだ

変わりもしない退屈な日々


君との距離を(結んだ糸を)

遠ざけさせてく(解かされてく)

今僕は星を(どこかの君を)

探したんだ(見つけたいんだ)

ここからじゃ見えないだろうけど

そう今にもね 見えるかもね

きらきら光る流れ星


指先で示した不安な空が

僕の行く先 君との距離

全て教えてたんだ

今日はなんか楽しいなって

気分にさせてよ


まだ届かない明日

捨てれない昨日に

挟まれたままうずくまってばかりで

そんな日々から動けないんだ



沈み行く夕日を眺めて

今日も背伸びしてまたあくび

マイナスにマイナス足してしまう

馬鹿な僕なんだ 許してくれ


君との恋を(育んだ愛を)

実らせてく(染め上げてく)

今僕は君を(大好きな君を)

見つけたんだ(抱き締めたんだ)

わざと苦しくしてるけど

そう今にもね 見えるかもね

色褪せない僕らの未来


指先で示した不安な空が

瞬く間に太陽顔出し

僕らを照らしたんだ

今日はなんか楽しいなって

気分にしてくれて


どうもありがとう空よ

もう一度僕らを照らして


「愛してる」の口癖が

止まらないんだよ

わからずやの僕に

そう君は魔法をかけたんだよ


今日はすごく楽しいな

夢なら覚めないで

まだ澄み渡る大空

出会えた奇跡 腐らない日々

全て日差しを浴びて干からびずに

潤ってるんだ


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