第30話 先生は忙しい…

 今日から日常のシフトなのだろうか、看護師さんの人数も増えている。でも忙しいそうなのは変わらない。かわいそうに…。

 かわいそうというのは失礼きわまりないが、先生はもっと大変そう。お正月もいつもの曜日にきちんと症状を確認しつつ、薬の変更などなど、短時間でサクサク考えてくださる。お若いのにすごい!これがお仕事だからとは思いつつ、すごい!

 今日から先生も日常モードみたい。朝、8時前には、もう私達皆の回診を済ませている。ここの病院はもう9時から診察始まるから、そこから外来なのだろう。午後も手術やら何やら、お忙しいのだ。そして、また夕方、私達の回診をなさる。本当に激務だと思う。

 でも、先生の診察と、状況をご理解いただいたので、入院してここまで一人で動けるようになった。

 歩行器よ、明日にはさよならだけど、家では、★ゾンで適当に選んだ杖でがんばる!外では、本当は母に買ってあげて、ゴツいからと使われてなかったらしい、グッドデザイン賞を受賞した杖を使おうと思う。

 自宅に帰ったら、息子がどこまで耐えられるか、そこは問題だ!だんなさん、娘がいない二人の生活が始まる予定…。

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