第23話 看護師さんとは相性がある
やっぱり気遣っていただけると、ホント良い方!、と思う。例えば、私が斜めになりながら、歩行器でノタノタ歩いている時、心配してくれたりすると、申し訳ないと思いつつ気遣っていただき、感謝感謝なのだ。
今日なんて、歩行器も片寄らず、両手で均等にスタスタ歩ける。すると、「ずいぶん良くなりましたね!」と言ってもらえると、本当に嬉しい!
あと、食事のフタをとってもらえたり、あちこちに脱ぎ捨てたスリッパを揃えてもらえたり。立ち上がることも困難な時に、棚の荷物をとってもらったり。お忙しい中、そういうことに気を遣っていただけるのは、こういう状況で、マジ天使のようだ!
私は直接看護師さんに、ナースコールして頼むことはない。(トイレやベッドで、知らずに押し続けたことは何度かあるが…失態)
でも、どうしても介助が必要な方は、その度にナースコールを押す。仲良しの看護師さんだと、自分のことをわかってもらえてるせいか、とても良い関係性が見受けられる。でも、なんだか雲行きのあやしい場合もあり、患者さん、かわいそうだなと思ってしまう。悪いねぇと消え入りそうな声で言ってると気の毒だになる。でもお互いスケジュールがわかってるんだから、配膳中にトイレに行きたいとナースコールをするのはちょっと看護師さんがかわいそう。もう毎回そんな感じなので、ご飯の30分前にトイレに行ったらどうなんだろう?、と勝手に思っている。
クレームを言っていた方は、その後もどの看護師さんもそれなりの対応をしてもらっている。恐い看護師さんでさえ、他とは全く違うVIP対応。逆にいたたまれないんじゃないかしら?、と思ったが、そういう感度があるようなら、あの程度で夜も眠れなかったと大げさに大声で言ってないだろう、たぶん、イビキが聞こえてたから寝てたよ、きっと。私もフラストレーションがたまってしまったようなので、このへんでやめとく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます