えごま油と白飯

えごま油と温かいたんぱく質


昼間のテレビで放送していたのが、最近気になる記憶に関する内容で。


白飯に、えごま油小さじ2杯と玉子でご飯を食べると記憶に関する症状を緩和すると聞いてから、私の頭の中では玉子ご飯をえごま油とで食べる方程式が光輝いた。


ただ、家族で1台の冷蔵庫しかない食事は過食症が酷く誰一人として一緒に行う食事が待てないので、食費一人分の私は玉子代をケチっていた。


自分で買ったら置く場所がない。みんなと買ったら、家族の方がよく玉子を使うので、金銭的に私が損をする。


こうして内緒でえごま油と玉子ご飯を食べてると、家事担当の妹の目が光る。


だから私は本末転倒を試して見ることにした。


▼△

そう、えごま油とたんぱく質抜きの白飯で食べてみたのだ。


もちろん、たんぱく質をとってないから中性脂肪が高くなるだけかもしれないが、そのお味はなんと「上品な玉子ご飯」の様な味をしていた。


驚いた私は、温かいたんぱく質を無視して、毎日の夜食にえごま油ご飯と味噌汁を食べた。


これが、あっさりしていて美味い。


ウェストが取り返せなくなる頃には、私の中では深夜にえごま油ご飯と味噌汁が当たり前の睡眠安定剤になっていた。


▼△

そして、持病の診察のために取った採血の結果、中性脂肪が403になっていた(>_<)


高くても135あたりらしい。


「メタボなんです」と医師に連発したから、メタボの対策を特にしてもらい損ねた。がくん。

頭を垂れる私。


仕方がないので、いまは、夜食を朝食か昼食か夕食に採る事にしている。


最近の睡眠具合は過食を誤魔化す為に、沢山の水を飲んでるので、私の安眠は、かろうじて、なんとかなっている。


美味しい美味しいえごま油ご飯は、大さじ1のえごま油を炊きたてでない冷めた[温かかったら更に美味い]白飯にまんべんなくかけて、スプーンでひと口大に口に運ぶ。最高の美味。


脳や血液によくなくても、美味なのである。


えごま油のパッケージには、しそ油[えごまはしそ科の植物らしい]は冷奴や味噌汁に昔から使われていると書かれていた。


淡いたんぱく質の様に美味いからなと私も想った。




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