まるで本当に思春期の乙女のような大魔女……ではなく魔法少女さんのお話。丁寧な語り口と無垢なキャラクター達に癒されっぱなしです。これからどんなトラブルが巻き起こるのか、あるいはどんな冒険をするのか?自分自身も、彼女達に寄り添いたくなる作品です。呪文を唱えるシーンがあるのですが、まるで叙事詩のように穏やかで優しいリズム。作者様の愛がこもっているのだろうと、感じずにはいれませんでした。
この物語を読んで最初に思ったこと。それは、「おねショタ って最高だな」ということでした。手下たちに裏切られ、母親も目の前で殺された双子の少年。そこに現れたのはロリババアの魔法少女。いや魔女。魔女は双子たちを成長させるために教育します。どんな勇者や悪党が来ても一撃で倒してしまうのです。双子のためならば。私自身、こんなにおねショタの尊さに触れたのは初めてです。読ませていただきありがとうございます。続きも楽しみです。
ババァもとい強くて母性溢れるお姉さんが、幼い魔王の後継者達を教え導くお話。日常の中でお姉さんの優しさに包まれ様々な経験をして少年達は成長していく。自分の少年時代を振り返るような懐かしさ、それか羨ましさの詰まった物語にあなたも癒されてみませんか?