仲良しで健全な2人
城崎
好き過ぎてつらい!
「先輩のことが好き過ぎてつらいんです。どうしたらいいと思いますか?」
「私にそれを聞くのかい」
「この問題は、先輩にしか解決出来ません」
「そんなことはないと思うけど……どういう風につらいとか言える?」
「常に先輩のことばかり考えて、それ以外のことに手がつかなくなってしまいました」
「なるほど。それで、生活に支障が出てしまっているとか?」
「生活はいまのところ大丈夫です、いまのところは」
「なら、別にそのままでいいんじゃないかな。私は君に想われて嬉しいし、君の生活が困難になったとしても私がなんとかしてあげればいいし……うん。なにも問題はない」
「じゃあ、これからも安心して先輩のことを想い続けられますね!」
「うん、ありがとう。でも、君なら本当に大丈夫だと思うよ。私も君のことが好き過ぎてそれ以外のことがどうでもいいけど、生活はきちんと送れてるし」
「それは先輩が天才だからですよ」
「天才かどうかは関係ないと思うんだけどなぁ」
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